母乳育児を支える

SNSと母乳育児

2017年09月30日

涼しい日が続き、空も青く、とても清々しい日が続いていますね。

今日のテーマは「SNSと母乳育児」です。

SNS、使ってらっしゃいますか?

今はいろんな種類のSNSがあり、流行っていますね。
必要な情報を得ることが簡単な時代になってきましたが、情報が溢れているからこそ、
簡単に手に入るからこそ、気を付けなければならないこともあります。

先日、東京のIBCLCが集まる勉強会に参加してきました。
その時も、SNSがトピックスとしてあがっていたのですが、
やはり、母乳育児支援の専門家として発言する場合は、よく考えなければならない事なのだと、
改めて感じました。

このブログも、いろんな方に読んでいただけていると思います(思いたいです 笑)

母乳育児の考え方、支援方法など本当にいろいろな情報が溢れています。
ネット上で母乳育児を経験された方や専門家を名乗る方のブログなど拝見することがありますが、
「あれ?私が勉強したこととは違うことが書いてあるな??」と思う事が多くあります。
特に、育児を経験された方のブログなどみなさんは参考になることがたくさんあるので、
ご覧になる方もいらっしゃると思います。

私も助産師として、IBCLCとして発言している事が相手が分かっている時は、
「助産師/IBCLCがこのように言っていたから正しいんだ」と思われないよう、
「○○では、このように言われています」というように、
私が話している情報がどこからの情報なのかを明確にして相手に伝えるように気を付けています。

情報がたくさんあることはとても素晴らしいことです。
だからこそ、受け取る私たちが、その情報が正しいのかきちんと確認し、
自分に合ったものを選ぶ必要があるのではないでしょうか。

確認する点としては、
 ・情報の根拠となるもの (研究結果、データなど)
 ・情報を提供している人はどのような人や組織なのか
  (有名な組織、専門家だから正しいかはわかりません)
 ・最新の情報かどうか

このブログで、これからも最新の正しい情報を提供していけるよう、日々勉強していきたいと思います。


母乳量を増やすためのマッサージ

2017年08月22日

こんにちは!
涼しくなったり、暑くなったり、雨が降ったり…cloudsunrain
気候の変化で体調を崩されていませんか?

『もっと母乳の量を増やしたい!』とお考えのママへ
こちらのBlogでも何度か母乳分泌をUPさせる方法をお話ししていますが、、
今回はオキシトシン反射を促すマッサージのご紹介です。

オキシトシンというホルモンは別名:愛情ホルモンとも言われ、
母乳の分泌を増やすという重要な働きのほかにも、
赤ちゃんを可愛い♡と感じさせたりする働きがあります。
(詳しくは2013年7月のBlogでお話ししていますので、そちらもご参照ください)

授乳・搾乳前に乳頭を刺激したり、
赤ちゃんの泣き声を聞いたり、赤ちゃんのにおいを感じたり、
赤ちゃんの写真や動画をみることでもオキシトシン反射を促すことができると言われています。
さらに!背中のマッサージでもオキシトシン反射を促す作用があると言われています。

cutecuteオキシトシン反射を促すマッサージの方法cutecute
①テーブルのような台の上にうつ伏せになるような姿勢になります。
 必要に応じてクッションやバスタオルなどを利用して楽な姿勢になるように調整しましょう。 
②図のように、背中・肩甲骨の間、背骨の両側をマッサージします
 マッサージの強さや回数は気持ちよいと感じる程度で行います。


オキシトシン反射.png


赤ちゃんのお世話をしていると、授乳姿勢や抱っこによって
背中や肩のこりが辛いママは多いのではないでしょうか?
母乳分泌UPの目的以外でも、誰かにマッサージしてもらうことで
心も身体もリラックスできるかもしれませんheart01confidentheart01

赤ちゃん中心の生活になることが多いと思いますが、
ママの身体をいたわる事も大切です!
母乳分泌UPとリラックスも兼ねて、ぜひ試してみてくださいshine

引用文献:UNICEF/WHO赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド ベーシック・コース― 「母乳育児成功のための10カ条」の実践 医学書院



お薬と母乳育児

2017年07月26日

7月も終わりに近づき、毎日蒸し暑い日が続いてますね。
しっかり水分補給をして、脱水症を予防しましょう。

さて、本日は「お薬と母乳育児」についてお話します。

当クリニックには、出産後のお母さんから、
「風邪をひいて病院でお薬をだしてもらったのですが、母乳は止めた方がいいと言われました。やっぱり止めた方がいいのでしょうか・・・」
というようなお電話がかかってくることがあります。

「母乳育児をする=薬を飲んではいけない」と思っている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
また、大抵のお薬には妊娠中の方や授乳中の方は内服しないでくださいというように説明書きがされている場合があります。

しかし、「母乳育児をする=薬を飲んではいけない」は間違いです。(但し、お薬の種類や量によります)

母乳育児を続けることはお子さんにとって、とても良い事で、母乳による恩恵は他には変えられないものです。
その母乳の恩恵を中断することと、お薬の影響を考えた時、殆どの場合は、母乳の恩恵が勝ります。

多くの風邪薬は、母乳にはほとんど影響しないといわれています。それに、風邪の症状が出ているお母さんの身体には、その風邪に対する抗体が作られています。
その抗体を母乳からお子さんにあげることができるので、その風邪にはお子さんはかかりにくくなると言われています。
しかし、風邪は接触・空気感染するものですので、お子さんのお世話をするお母さんはマスクや、手洗い、うがいはするべきです。

「母乳をやめましょう」といわれ、悩んだ時は、まずはクリニックへご連絡ください。
大抵のお薬は飲んでも大丈夫なお薬かを調べることができます。

ご自身でお調べになりたい場合、以下のHPをご覧になるとよいです。
◇母乳とくすりハンドブック:大分県「母乳と薬剤」研究会
◇国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター
◇米国小児科学会(American Academy of Pediarrics) など

母乳育児は2歳かそれ以上まで続けることで、お子さんにたくさんの恩恵を与えることができる(UNICEF/WHO)と言われています。
できるだけ長く続けられるように、みなさまを支援していきたいと考えております。


『ちょっと理系な育児』のご紹介

2017年06月17日

こんにちは!暑い日が続いていますねsun
みなさま体調はいかがでしょうか?

今回は母乳育児に関する本のご紹介ですbook
『ちょっと理系な育児ー母乳育児編ー』 牧野すみれ著 京阪神エルマガジン社

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母乳育児に関することで困った事、知りたい事がある場合、
どのように調べますか?ご家族やご友人など母乳育児に関する経験のある方に聞いてみたり、
母乳外来で相談したり、インターネットで調べたり・・・などでしょうか?

調べる項目によっては、いろいろな意見があり、何が正しいのかわからず混乱してしまう!wobbly
なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらの本は母乳育児に関する正しい情報が知りたい!という方にお勧めの1冊です。
著者は科学者でもあり、母乳育児を経験したママでもある方です。
科学的な根拠に基づいた情報にあわせてママの視点での母乳育児の情報が書かれています。

『母乳が足りないのは体質?』
『お風呂上りに白湯はいる?』
『ケーキのせいで乳腺炎?』
『母乳が虫歯の原因に?』
・・・ってよく聞くけど真実かな?!


興味深い内容ですね。
絵もたくさん入っていて、全体的に読みやすくなっています。
もし母乳育児に関する本をお探しでしたらぜひご覧になってみてくださいbook

当院ではIBCLC(国際ラクテーションコンサルタント)を中心に根拠に基づいた情報・ケアを提供しております!
お困りのことがありましたら、ぜひ母乳外来でもご相談くださいね。
みなさんの不安・悩み事が少しでも解消できるようにお手伝いさせていただきます。






出産当日の授乳

2017年05月24日

暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

本日のテーマは、「出産当日の授乳」です。

お産が終わった後、「当日くらい、お休みしたい!」という方、「みなさんどうしているんですか?」、「赤ちゃんと一緒にいたいです」と、みなさん様々です。

もちろんお休みすることはとても大事なことです。

しかし、「母乳育児の良いスタートを切りたい!」 とお考えの方は、ぜひ当日から最低3時間に1回の授乳をおすすめします。
お産後24時間以内に3時間毎の授乳を行った方と全くしなかった方を比べると退院する頃に、少し差がついていることが多いです。
(ただし、この差は産後2週間がんばることで埋めることはできます。)

初めてのお産の方は、特にどのように赤ちゃんとすごしたらいいのか・・・と悩まれる方もいらっしゃるかと思いますが、
そこは、安心してください!スタッフが一緒に行い、赤ちゃんとの過ごし方をお伝えしていきます。

「思ってたより、授乳って難しい・・・」と思われる方も少なくはありません。
一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、赤ちゃんのことがよくわかるようになりますし、授乳も回数を重ねることで、慣れていきますよ。

赤ちゃんを夜間新生児室で預からせていただいても、3時間に1回授乳のためにお部屋にお連れすることもできますよ!

出産すると、思っているよりも忙しい日々が続きます。
ほとんどの赤ちゃんが、夜ずっと起きています。
お昼間赤ちゃんと一緒に寝て、夜、赤ちゃんが起きたら一緒に起きて・・・
今までの生活は忘れて、赤ちゃんのリズムに合わせることができると、スムーズな産後の生活を送れる人が多いです。

母乳育児の良いスタートがきれるように、スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。


胎児ドック専用回線

TEL:03-5450-3216

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