妊活コラム

妊娠するならこれは知っておいてほしい、ここを気を付けてほしい、こういうことを考えてほしい……といった情報を中心に皆さまへお届けします。
当院ではこれから妊娠を迎える方のためのプレママ健診も行っております。
プレママ健診: http://mothers-clinic.jp/exam/premama.html

2015年11月の記事一覧

女性と冷え

2015年11月22日

今年もあと1か月となりました。
街路樹の葉も徐々に色づき始め、朝晩の寒さも一段と増してきました。

さて今回は「女性と冷え」についてお伝えします。
寒い季節が近づくと、だんだんと手足の冷えに気付く方も多いと思います。
最近は年中通して冷えを感じる女性も多く、夏の暑い時期にも「冷房冷え」などと言った冷えがあるほど寒い季節に限ってみられるものではなくなりました。
妊婦健診で妊婦様の足の浮腫みをみたり、お腹に触れたり、採血で手に触れるなど、私たちは色々な場面で人の体温を感じとりますが、やはり自分の手も含めて冷えを実感することが多くなりました。

では、なぜ女性は冷えを感じることが多く、なぜ体を冷やしてはいけないのか。
もう一度確認してみましょう。
まず女性は男性に比べて脂肪が多く、筋肉量が少ないとされています。筋肉は身体の中で熱を産生し、血液を全身に送り出す役割があります。反対に脂肪は、一度冷めたら温まるのに時間がかかると言われています。
そのため、男性よりも筋肉量が少ない女性は冷えが起こりやすく、治りにくいと言われています。
また無理なダイエットも冷えを引き起こすとされており、筋肉量の減少を招くだけでなく、偏った食事によりエネルギー産生が十分に行われず、冷えの原因に繋がりやすいです。
特に夏場などは薄着のファッションにより体を冷やしてしまうことも多く、冷房の効いた部屋や乗り物にも左右されますが、薄着で過ごすことでさらなる冷えの悪化を招くこともあります。
最後に女性だけに限ったことではないですが、日々のストレスの積み重なりも冷えに影響を与えます。
ストレスの蓄積は、自律神経の乱れを引き起こし、血管を収縮させ冷えが生じます。
自律神経はホルモンの分泌とも密接に関わっているため、妊娠を控えている女性はストレスをため込まない生活を送ることが大切になってきます。

人の体温は36.5度前後です。この体温が維持が出来ていれば、人の体の一つ一つ細胞も活発に働き、新陳代謝も盛んに行われると言われています。
反対にこの体温を維持できず、低体温となっている場合、人の体はどうなるのでしょうか。
細胞も働きも弱まり、免疫細胞の低下から体調を崩しやすくなっていしまったりホルモン分泌の低下や自律神経の乱れなど様々な不調を起こすきっかけとなります。
人は、生命活動に欠かせない臓器は後回しにされやすいです。
必要な血液が送られなければ、正常に働くことが難しくなってしまいます。
血流が悪くなることがホルモン分泌に影響し、排卵に必要なホルモン分泌が十分に分泌されないことや着床しにくいこともあります。

たかが冷えち放っておくことで、たくさんの影響を与えることもあります。
冷えを改善し、低体温を予防しましょう。
まずは、ご自身の体が冷えていないか感じとってみてください。
次回は「冷え性予防と悪化を防ぐ」です。

妊活と口腔ケア -続き-

2015年11月06日

今回も前回に続き、妊活と口腔ケアについてお話したいと思います。

妊娠すると、ホルモンの影響で口腔環境が悪化することや、つわりの時期に歯磨きが不十分になることなどで、虫歯にもなりやすく、悪化もしやすいということは前回もお話しました。

虫歯はミュータンス菌によって引き起こされます。
このミュータンス菌、実は産まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。
主に保護者から唾液を介して感染すると言われています。
ミュータンス菌が大きほど、また、感染の時期が早いほど虫歯になりやすいと言われています。

将来生まれてくる我が子の虫歯を予防するには、まず親の虫歯菌を減らすことです。

しかし妊婦さんの虫歯治療では抗生剤や痛み止めの薬の使用は最小限にしたいものです。
ですからせめて妊娠する前に虫歯や歯周病の治療は済ませ、妊娠中は口腔内環境を良好に保ちたいものですね。

妊活の一環として、かかりつけの歯科医院を持ち、お口の中の環境をいつでも整えておくことが大切ですね。

胎児ドック専用回線

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