院長と麻酔科医の無痛分娩あれこれ

2021年4月の記事一覧

無痛分娩ができない(受けられない)妊婦さん

2021年04月12日

無痛分娩外来をしていて、診察が終わったときに『無痛分娩ができるとわかって安心しました』と安堵されて帰る方は少なくありません。無痛分娩ができるかどうか心配な方は結構いるようです。
確かに無痛分娩できると思って入院してみたら、できなかったと思うと大変残念ですよね。無痛分娩外来では無痛分娩の説明だけではなく、無痛分娩が可能かどうかも診察しております。無痛分娩ができないときとは
①血液をサラサラにする薬を飲んでいる
→妊娠中に内服されていても、出産前に内服していなければ問題ありません
②血液を固める成分が少ない
→採血で確認いたします
③脊椎の手術や大きな変形
→側弯症は可能なことが多いです。脊椎手術も胸椎などの場合はできることがあります。
④穿刺部の感染
⑤一部の神経疾患
⑥出産経過が早すぎて間に合わない場合
⑦その他
になります。
当院で無痛分娩ができずに、他院に紹介させていただくことはほとんどありませんので、あまりご心配される必要はありません。
なるべきご希望に添えるように(無痛分娩ができるように)いたしたいと考えております。ご協力よろしくお願いします。

無痛分娩と計画分娩

2021年04月05日

当院では24時間対応で無痛分娩を行っておりますが、計画分娩を基本としております。自然に陣痛がおこるのを待つという考え方もできますが、計画分娩にもメリットがあることをご案内させていただいております。
計画分娩のメリット
①日中の分娩になる
朝から分娩を進行させることで、日中に陣痛、分娩を行うことができます。日中のほうが、医療スタッフも多く、手厚い医療を受けることができるためです。
②家族の都合がつきやすい
あらかじめ出産される日が決まっていれば、ご家族のお休みも確保しやすいですし、上のお子様がいる場合は預けやすいとおもいます。
③無痛分娩が確実にできる
無痛分娩ができないケースの一つに、非常に稀ですが、ご自宅で陣痛が起こったのちに、急激な分娩の進行に伴い、麻酔が間に合わずに出産となることがあります。このようなケースを避けるためには事前に入院し、いつでも痛み止めを入れられる体制にしていくことが大切です。
 
計画分娩により、余裕のある出産になるとお考えいただければと思います。

胎児ドック専用回線

TEL:03-5450-3216

〒158-0098 東京都世田谷区上用賀4-5-1
東急田園都市線用賀駅よりタクシー 約5分、徒歩約13分