2022年04月12日
妊娠するとホルモンの影響で靱帯が緩くなります。緩くなることで骨盤に広がりができ、赤ちゃんが出産しやすくなるわけですが、靱帯のゆるみが痛いとして関節に現れることがあります。
最も多いのが腰痛です。骨盤、腰椎(腰)の靱帯が緩むことに、児の体重が前方にかかることで、腰椎の湾曲が強くなり痛みが生じます。他に恥骨が痛くなる方もいます。骨盤の前方部分で、週数が経過し赤ちゃんが大きくなるころに、痛みが起こります。他に、仙腸関節という腰の下のほうが痛くなることがあります。ひどいケースでは歩くことも困難になります。
このように出産時以外にも痛みが出ることがあるので、もしつらい症状がある場合は気軽にご相談ください。