2022年05月27日
当院のスタッフは新生児蘇生法普及事業(NCPR)の新生児蘇生の資格を有しております。
この資格についてご説明します。
赤ちゃんは生まれた時に1割の赤ちゃんには何らかの処置が必要になると言われております。この事業ができるまで、新生児蘇生法に関しては自己流で行っていたり、個々の研鑽で行われていましたが、日本周産期新生児医学会が、すべての分娩時に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制を目指し2007年にNCPRが創設しました。医師や助産師、看護師、医学生、看護学生、救急救命士など新生児蘇生に関わる医療従事者に向けて講習会を行うことを様々なクラスに分けて始めました。
もともとは国際蘇生連絡委員会で作成されたものを、標準的な新生児蘇生の理論と技術の習得に落とし込んだものです。より詳しい内容について次回お話ししたいと思います。