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妊娠・出産・子育ての役立つ情報

基本の授乳姿勢

2018年04月25日

今回は授乳姿勢についてのお話です。

産まれたばかりの赤ちゃんは3時間以内の授乳が必要になります。
ママは授乳に費やす時間がとても多いので、無理な姿勢では肩こり・腰痛・腱鞘炎などの原因となることも…
授乳姿勢のポイントはとにかくママが楽な姿勢であることです。
それに加えて、なるべく乳頭が痛くならないように、傷ができないように赤ちゃんがより深く乳首をくわえられるような姿勢も大切です。

最初に授乳の時の姿勢を整えましょう。
・ママはリラックスして、肩の力を抜きましょう
背もたれのある椅子やソファ、クッションなどを利用して寄り掛かれる場所があるといいですね
ママの飲み物など、授乳中に必要な物は手の届くところに置いておきましょう
・乳首と赤ちゃんの口がまっすぐになるところに赤ちゃんを連れてきます
・赤ちゃんのお腹とママのお腹は常に向かい合わせになるようにしましょう。
赤ちゃんの顔だけおっぱいの方を向くような姿勢になると、飲みづらく、浅のみになり乳頭に傷ができる原因になりやすいです
・赤ちゃんの体はママに密着させましょう

実際に授乳をしてみるときのポイント
①赤ちゃんの唇を乳首に触れさせ、赤ちゃんの『お口を開ける反射』を誘発します。
②赤ちゃんがあくびをするくらいの大きなお口を開けるまで①を繰り返します。
(140~160度くらいのお口)
赤ちゃんをおっぱいへ近づけます。
この時に、おっぱいを赤ちゃんに近づけると姿勢が崩れてママの体の負担になりやすくなってしまいます
④赤ちゃんが口いっぱいにおっぱいをくわえている事を確認します
乳首だけくわえている状態だと、母乳を効果的に飲みとれなかったり、乳首に傷ができる原因にもなります
⑤赤ちゃんがより深くずっと吸っていられるように反対の手でおっぱいを支えてもよいです。
⑥赤ちゃんがうまく吸いついていない時やママが痛みを感じた時はやり直しましょう。


次回以降は『横抱き』・『縦抱き』・『脇抱き(フットボール抱き)』・『添え乳』の抱き方のポイントを順番にお話しします

文責 院長
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