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2015年1月の記事一覧

ビタミンDと母乳育児

2015年01月30日

みなさんご無沙汰しております。

先日、スタッフ3名で母乳育児支援学習会に参加してきました。
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とても興味深い内容ばかりでとても勉強になりました。
今日は、その中でも最近話題の”ビタミンD”についてお伝えしたいと思います。

さて、みなさんはビタミンDがどのような働きをしているかご存知ですか?
ビタミンDが欠乏すると、お子さんは”くる病”という病気になり、大人は、骨軟化症になるといわれています。

ビタミンD欠乏の原因は、お母さんや赤ちゃんの不適切な栄養摂取や、生活習慣によって起こります。
決して、母乳育児だけが原因ではありません。

ビタミンDを摂取するためには、①食物から摂ること、②日光を浴びることの2つがあります。

①食物からビタミンDを摂ること
ビタミンDを多く含む食品は、魚類ときのこ類です。授乳をしているお母さん達の1日の必要量は、8㎍です。
白鮭100gあたり、ビタミンDは32㎍ですので、一切れの3分の1くらいでまかなえます。
さんま100gあたり19㎍ですので、骨など取り除いても一匹の半分強でまかなえる量です。
摂取するのは、そんなに難しくなさそうですね。

きのこ類ではどうでしょうか?
生しいたけ(中1個:約20g)で、0.4㎍なので一食大体1㎍、干ししいたけ(大1個:約4g)では、一食1.7㎍、
エリンギ(中1本:約50g)で、約1㎍なので、一食分2㎍、しめじ1パックの可食部約150g約3㎍では、一食分1.5㎍です。

ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、食べ貯めすることができます!

お母さんは、”鮭ときのこのホイル焼き”や”石狩鍋”だと、一食で3~4日分のビタミンDが摂れますよ!

赤ちゃんが効率よくビタミンDを摂取するには、後乳(母乳の飲み終わりに近いもの)ほど母乳中の含有量が増加すると
言われていますので、しっかり空に近づくまで授乳することがポイントとなります。

②日光を浴びること
1日どのくらい日光を浴びるのが良いかといいますと、お母さんも赤ちゃんも、両手の甲くらいの面積が15分くらい日光に当たる、
または日陰で30分くらい過ごすくらいです。

現在の母子手帳3~4か月頃の保護者の記録には『外気浴をしていますか(天気のよい日に薄着で散歩するなどしてあげましょう)』という欄もあります。
注意しておきたい点は、日焼け止めを使用していると、ビタミンD生成に時間がかかるということと、緯度によって時間のかかり方が変わるということです。単純に言うと、北海道と、沖縄ではビタミンD生成の時間が変わってくるというわけです。

だから、北海道では石狩鍋が郷土料理として存在するんですね。

ビタミンD欠乏を防ぐためには、地のものを使ったバランスの良い食事と、適度な日光浴が大切ということです!
 

文責 院長

婦人科検診について

2015年01月27日

今回は、婦人科検診について、実際どのように進めれらているのかをお伝えしていきます。

婦人科検診では、主に子宮の状態を確認するために超音波エコーを用いて検査を行います。
併せて性病やがん検診も一緒に行っていきます。

婦人科検診を受けることを敬遠される理由の一つに、内診台に乗って診察を受けることに抵抗をもたれる方もいらっしゃると思います。
内診台は電動で動き、背もたれにゆっくりもたれながら、仰向けに近い姿勢となります。
その後、足がゆっくり開脚し、診察が受けやすい姿勢をとることができます。

実際に検診を受けられている方のなかには、緊張されている方もお見かけします。
どんな風に検診が進むのか知っていれば、少しは不安な気持ちも軽減されるかもしれません。
診察は、それほど時間を要しません。ものの5分くらいでしょうか。じっくり診察を行う場合でも、10分とかかりません。
まずはじめに超音波エコーを使い、子宮や卵巣の状態を確認していきます。検査では、器具を挿入し、子宮の入り口を綿棒でこすることで細胞を取ります。
子宮の入り口は痛みを感じることはほとんどないため、こすることで特別痛みを感じることは少ないです。
ただ検査を行う際に使用する器具の挿入に違和感や痛みを感じる方もいらっしゃいます。
緊張するとどうしても足に力が入ったり、また診察をしている時間が長く感じる事もあると思いますが、
出来るだけ力を抜いて診察を受けることがスムーズな診察につながります。
力が入った状態で診察をすすめることは、さらに力をかけることになりますし、力を抜いた状態であれば、診察の時間も短時間で済みます。
検査結果は後日のお伝えとなりますが、診察所見は診察後に医師よりお伝えします。

婦人科検診は年1回程度、なかなか産婦人科にご来院いただける機会も少ないことと思います。
ご自身の健康を考え、時間を作っていただいた検診が少しでもリラックスして行えるようにお手伝いしたいと考えております。
検診について何かご心配なことがございましたら、いつでもご相談ください。
文責 院長

胎児ドック専用回線

TEL:03-5450-3216

〒158-0098 東京都世田谷区上用賀4-5-1
東急田園都市線用賀駅よりタクシー 約5分、徒歩約13分