こんにちは
暑かったり、少し涼しくなったり、台風がきたり気候の変化で体調を崩されていないでしょうか?

今回は『授乳姿勢 横抱き編』です。
授乳姿勢というとまず横抱きをイメージされる方も多いのではないでしょうか?
みなさまにお馴染みの横抱きについてポイントをお伝えします

横抱き(このblog内では交差横抱きを横抱きと説明しています)は飲ませる側と反対の手で赤ちゃんの頭と体を背中側から支えるスタイルです。
あいている方の手で乳首が赤ちゃんの上あごに向くように、乳輪部に指がかからないようにおっぱいを支えます。
赤ちゃんが自分で口を開けるタイミングに合わせて、赤ちゃんを引き寄せて吸いつかせます。
赤ちゃんの頭の動きをコントロールしやすいので、おっぱいに吸いつく練習中の赤ちゃんや小さめな赤ちゃんに適していると言われています。
赤ちゃんの頭を強く押さえると嫌がってしまう場合もあるため、優しく支える程度にしましょう
おっぱいを飲んでいる間にママと赤ちゃんが離れてしまうと、吸いつきが浅くなってしまいます。
浅くなると乳頭痛の原因になったり、母乳を飲み取れなくなってしまうので赤ちゃんの下顎をママのおっぱいにぴったり密着させましょう。


また赤ちゃんの位置が低いと姿勢が崩れて肩こりや腰痛の原因になってしまったり、
赤ちゃんを手で持ち上げていると腱鞘炎になってしまったりするので、
赤ちゃんの位置がおっぱいと同じ高さになるようにクッションやバスタオルを使用しましょう。

授乳姿勢のお話は今回で終了です。
左右のおっぱいで違う授乳姿勢が適している場合もありますし、
おっぱいの張っている部分や、その時の授乳環境(家なのか、出先なのか)によってもいろいろな選択があります。
授乳姿勢でお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください

文責 院長