早いもので、もう1月が終わりますね。
クリニックの周りはまだ、先週の雪が残っています。
インフルエンザも大流行していますが、体調崩されていませんか?

今回は、10月に書いた「母乳に含まれる免疫機能の素晴らしさ」の続きのお話しです。

赤ちゃんに、免疫機能の恩恵を与えるために重要なポイントは2つありました
  ①抗酸化物質がたくさん含まれる食品を摂取すること
  ②時間授乳(切り替え授乳:右5分、左5分など時間を決めて行う授乳のこと)をしないこと

さて、今回は、抗酸化物質をたくさん含む食品をご紹介します。

抗酸化物質にはビタミンC、ビタミンE、亜鉛、セレンなどのミネラル、ポリフェノールなどがあげられます。
人は抗酸化ビタミンを体内で合成することができないので、普段の食事から摂取すると良いといわれています。

サビない体を作るのも、抗酸化物質です。
抗酸化物質を摂ることは、母乳の免疫機能をアップさせるだけではなく、
お母さん自身の体の美容やアンチエイジングにも効果があるといわれています。

抗酸化物質を多く含む食品は、パセリ、ブロッコリー、ほうれん草、グレープフルーツ、
イチゴ、レモンなどにビタミンCが豊富に含まれ、
アーモンド、ピーナッツ、くるみ、まつのみ、うなぎ、たらこ、ごま、大豆などにビタミンE、
卵黄、レバー、にんじん、ニラなどにビタミンAやカロテン、
レバー、牛乳、チーズ、納豆などにビタミンB2、大豆、タマネギなどにポリフェノールなどが含まれています。

ぜひこのような食品を意識して摂ってみてください!

文責 院長