1月に入り、とても寒い日が続いておりますが、体調など崩されていませんでしょうか?

今日は、国際ラクテーションコンサルタント(IBCLC)についてお話いたします。
IBCLC、IBCLC、IBCLC・・・

みなさまご存知でしょうか??
たぶん知らない方がほとんどだ
と思います。私も、助産師5年目の時に初めて知りました。

以下、IBCLCの説明を、日本ラクテーションコンサルタント協会の公式HPより抜粋いたしました。

IBCLCは、母乳育児を成功させるために必要な、一定水準以上の技術・知識・心構えを持つヘルスケア提供者です。
IBCLCは予防的なヘルスケアに焦点を当て、産前・産後を通して自分でできる対処法(セルフ・ケア)を促し、母親が自分で意志決定をするよう励まします。また、病院、診療所、地域、開業などのさまざまな立場で問題解決法を用いてアプローチし、適切な情報提供や提案、適切な場への紹介を行ないます。
IBCLCの資格は、アメリカに本部を置くラクテーション・コンサルタント資格試験国際評議会(International Board of Lactation Consultant Examiners:IBLCE)が1985年から毎年実施している全世界共通認定試験に合格することによって得られます。2015年末で世界102カ国に28,105人、国内では994人のIBCLCが、さまざまな母乳育児支援の場で活躍しています。この資格は、看護師、助産師、保健師、医師、ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士、教育者等の専門職をはじめ、母乳育児支援経験と確実な知識体系を持つ非専門家にも広く門戸が開かれています。IBCLCは、IBCLCの「職務行動規範」と「業務範囲」「臨床能力」に基づき、適切なアプローチや情報提供などの業務を行います。

このように、IBCLCとは、母乳育児支援の専門家です。
私は、2011年にこの資格試験に合格し、昨年5年目の再認定を無事に終え、今年からまた5年間IBCLCと名乗ることができます。
国際資格なので、助産師としては海外で働くことはできませんが、IBCLCとしては働くことができるんですよ。(海外で働く予定はありませんが・・・笑)

そして、昨年クリニックに、もう一人のIBCLCが誕生いたしました。
昨年の試験は難しかった・・・と噂でしたので、合格した彼女は本当に凄いと思います
さらに、今年試験を受けようと頑張っているスタッフがもう一人いますので、来年にはこのクリニックにIBCLCが3人になっていることでしょ

資格を持ち名乗ることで、責任が生まれます。
これからも、さらに知識、技術を身に付け、みなさまに母乳育児について正しいことをお伝えしていていけるよう、今年もがんばっていきます。

文責 院長