厚生労働省は2020年までに男性育休率13%を目標としています。
2017年度の厚生労働省「育児休業取得率」によると、男性5.14%(2016年度 3.16%)と少しずつ上昇していますが、まだ取得率は低いようです。
共働きや核家族の家庭が多く、産後のサポートは夫の協力が必要不可欠です。
育児休業取得のメリットは、母親の育児不安やストレスの軽減、虐待防止や父親としての自覚が高まる。夫婦の間でコミュニケーションも高まり、パートナーシップが強まると言われます。
夫婦一緒に赤ちゃんと過ごすことで、一緒に悩み、相談し、協力しあう「戦友」になるといいですね。パートナーは「敵」ではありません。夫婦ともに子育てをスタートして、安心できる環境作りが大事です。
育児休業のデメリットは
収入が減少・同僚に負担をかける・パタニティハラスメント(会社の上司が、パパになった男性の育児参加を妨害すること)受ける可能性があること。
職場の中で相談や仕事を引き継げるように準備が必要ですね。
虐待の原因に、
・育児に不安がある
・夫が育児に協力してくれない
・孤立した子育てで相談相手がいない
などが、あげられています。
育児は正解がなく、子供も日々成長します。
母親が心配や不安なことを話せて、共感してもらえると、とても安心出来ますね。
妊娠前に産後の生活をイメージするのは難しいですが、
産後に話合うのではなく、日頃から夫婦で会話や相談、準備や下調べが大切ですね。
文責 院長