こんにちは
気温も暖かくなり、桜も満開で気持ちの良い季節になってきました。
いかがお過ごしですか?
 
今回は子宮頸がん検診の必要性についてお話します。
女性であれば、子宮頸がん検診を受けましょうと言われる機会が多くあります。
では、なぜ子宮頸がん検診が必要なのでしょう。
・自覚症状がない
・子どもが産めなくなってしまうこともある
・命を奪われることもある
これらの理由から子宮頸がん検診は女性にとってとても大切なものと言えます。
 
子宮頸がんは子宮の入り口の子宮頸部という部分に発症する女性特有のがんです。原因のほとんどはヒトパピローマウイルスで、これは性交渉での感染が多いです。初期の子宮頸がんは自覚症状がないので、定期健診で見つけるしかありません。
子宮頸がんを早期発見できないと、進行度や状態によっては子宮摘出手術を受けなくてはならない場合もあります。
子宮頸がんは20代から増えると言われており、検診率は増加しているものの欧米諸国と比較するとまだ低いと言われているのが現状です
子宮頸がんは癌になる前の状態である「異形成」を発見しやすいがんであり、その「異形成」を発見するための検診はとても有効的です。
妊婦健診では子宮頸がん検診は必須項目となっています。
妊娠を考えている方、現在は考えていない方も自身の身体を守るために受けてみてはいかがでしょうか。
文責 院長