やっと梅雨が明け毎日暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
今回は、「基礎体温」についてお話しいたします。
基礎体温とは、朝身体を動かす前の最も安静時の体温のことをいい、婦人体温計を使って、舌の下で測ります。
基礎体温を測り、記録することによって、ホルモンの変化、排卵の有無や月経の時期、妊娠しやすい時期、体調やストレスなど、ご自身の身体の状態を把握することができます。
基礎体温を毎日つけていくと、低温期と高温期に分かれ二層性になります。
低温期:月経開始日から排卵日まで
高温期:排卵日から月経開始前日まで
身体の状態によって、理想的なグラフにならないこともあるかもしれませんが、「体を整える」ことで変わっていきます。
◇測るときのポイント
・毎日朝起きたら、起き上がる前に測る
(寝る前、起き上がらず手が届くところに体温計を置いておきましょう)
・婦人体温計を使い、舌の下で測る
・毎日同じくらいの時間に測る
◇記録のポイント
・測ったらすぐに記録する(折れ線グラフになるように)
・その日にあったことを一緒に記録する(例えば、生理の日、夫婦生活を持った日、風邪をひいた日、精神状態、生理以外の出血や痛みなど)
体温を毎日測って記録し、グラフ化することに意味があります。
基礎体温表は、ネットでダウンロードしたり、入力するだけでグラフにしてくれる便利な携帯アプリなどたくさんありますので、ご自身にあった方法で記録するとよいでしょう。
まずは、基礎体温を測って記録することで、ご自身の今の身体の状態を知ることから始めてみましょう。
文責 院長