今年最後のキラキラ妊活コラムになります。
最後のテーマは「冷え性予防と悪化を防ぐ」です。

前回のコラムでは、女性特有の冷えの原因となぜ予防した方が良いかについてお話させていただきました。
今回は冷え性予防です。
冷え性の予防では、体の4か所を中心に温めていきましょう。
場所は首、手首、足首、お腹周りです。特に足首やお腹周りは、妊娠中の女性でも冷えている方が多いので日頃から温めておくと良いでしょう。
足首は靴下だけではなく、レッグウォーマーを着用したり、お腹周りには腹巻がお勧めです。

冷え性予防もう一つのポイントは食べ物です。
体を温める食べ物ですっかり有名になったのは生姜ですね。
根菜類やイモ類もからだを温める食べ物になります。
料理で摂るほかに、飲み物で体を冷やさないように気を付けていただきたいです。
温かい飲み物はもちろん体を温めますが、カロリーが気になるという方へ白湯はいかかでしょうか。
夏はミネラルウォーターを常温で、冬には白湯を。
最近のコンビニエンスストアでは、常温のお水も売っていますよね。
一昔前では見なかった光景です。体を冷やさないように皆さん気をつかわれていますね。

最後に一番のお勧めは運動です。
このコラムを書いている私も、実は冷えに悩まされた1人です。
そんな私がこの一年間筋力トレーニングとウォーキングを行い、悩まされていた体の冷えが本当に改善されました。
冷えについて色々調べてみると、やはりどの参考書にも筋肉量を増やし代謝をアップさせるために運動を行いましょう、と書かれています。
一年間運動を継続し、筋肉量を増やしたことで確実に冷えが改善したように感じます。
冬になると毎年ホッカイロが欠かせなかった私が今年はまだ使うこともなく過ごせています。
筋肉量が増え、代謝機能がアップすることで、こんなにも体に良い影響が出ると実感することができました。

寒い季節ですし、なかなか運動しようという気が起こりにくいかもしれません。
しかし、継続は力なりです。突然体を変えることは難しいですが、少しずつ良い方向へ体作りを行うことは可能です。
妊娠中多くの女性を悩ませるは体重管理です。増えてしまいがちな体重をコントロールするには、やはり運動が欠かせません。
しかし、実際妊娠してから運動を始めるということは思っている以上に億劫で、大変なことなんです。
妊娠前から運動に慣れ、体を動かしていると妊娠中の体重コントロールも上手くいきます。
出産も育児も体力勝負です。
今の体だけでなく、これからの体作りに少しずつ運動習慣をつけましょう。
文責 院長