妊娠がわかって、とても幸せな気持ちと同時に、赤ちゃんが元気に育っているかなど不安になったりもしますよね。
そんな時に、出血があったらさらに驚いて、慌てちゃう方も多いかと思います。
そこで今回は妊娠初期の出血についてお話しします。
妊娠初期とは、妊娠してから14週未満の頃をいいます。
その期間に起こる出血を初期出血といいますが、赤ちゃんがきちんと育っていく場合でも出血することはよくあることです。
出血があったからといって、慌てず、まずどんな出血かを観察しましょう。
出血の量、色、塊が出ていないか、腹痛の有無をまず確認しましょう。
出血があっても、腹痛が無く、少量で、数回で止まったり、茶色または黒色の古い出血で少量、ダラダラと続かず、数回で止まったりした場合は、様子をみてよいでしょう。
しかし、下腹部痛(生理痛や下痢の様な)がある、出血量が増えていく、月経のような新しい出血が続いている、大きなが塊が一緒にでたなどの症状がある場合は、診察が必要になるのですぐクリニックにご連絡ください。
電話する時のポイントとして
・いつ出血があったか
・出血の量は
・出血の色は
・塊が一緒に出たか
・腹痛はあるか
という点を伝えていただくと、スムーズに対応しやすいです。
出血=必ずしも異常ではないので、落ち着いて対応しましょう。
また出血があった場合は、出血が落ち着くまでは外出などを避け、横になり安静にして休むようにしましょう。
正常か異常かを自分で判断するのは難しいため、気になる事がある場合は気軽にクリニックにお問い合わせください。
文責 院長