無痛分娩の進歩を語る上で、薬剤と双璧をなすものが器械です。

以前はシリンジポンプといって、病院で点滴から入れるものを硬膜外鎮痛でしようしました。シリンジポンプは1時間に〇〇ml入るという設定しかできません。例えば1時間に10mlと設定すると、1時間かけてゆっくり10ml入れるわけです。

ところが器械が進歩し、1時間に10ml入れる場合も、1時間かけて入れる方法以外に数分で10ml入れ切ってしまう方法や、入れる速さを早くする方法や、ボタンを押すと一定量の薬剤を随時投与する機能などが盛り込まれ、より多様な無痛分娩に変化しました。

以前に比べ、複雑化はしていますが、その分だけ麻酔科医の技量は問われ、より痛みなく安全になっていると思います。 東京マザーズクリニックはシリンジポンプではなく、新しい器械を用いた無痛分娩を提供しておりますので、痛みもなく、副作用の少ない無痛分娩が体験できます。