5月31日(日)に東京医科歯科大学、鈴木章夫記念講堂にて第33回 東京母性衛生学会学習会がありました。
その学会では周産期医療に携わる医師、助産師、看護師の方々が集まり、周産期医療について議論される学会ですが、この学会において東京マザーズクリニックのスタッフが「新生児高ビリルビン血症に影響する因子の検討」という内容で発表いたしました。
新生児高ビリルビン血症、いわゆる新生児黄疸を防ぐためにはどうしたら良いのかというテーマで研究したものですが、学会奨励賞候補演題の一つとして選ばれました。
残念ながら学会奨励賞はいただけませんでしたが、とても良く内容がまとめられ頑張って発表してくれました。これからもクリニックの医療の質の向上を目指し、研究を進めていきたいと思っています。
今回の学会では私自身のこれまでの成育医療研究センター勤務時代の経験をもとに「胎児診断と胎児治療の展望」というテーマで胎児診断・治療のこれまでの歩みと今後の展開について講演させていただきました。
とても有意義な学会で、参加したスタッフも刺激になったと思います。
 
また、6月7日(日)には水野先生が主催された、「女性が輝く社会と少子化対策の両立を目指して」というテーマのシンポジウムが開催されました。
このシンポジウムはお産と育児を頑張るママをサポートするための取り組みの一環として行われましたが、私もこのシンポジウムで発表させていただきました。
高齢妊娠・高齢初産のママにフォーカスをあて、安心してお産できるためのアドバイスについてお話しさせていただきました。
その他、このシンポジウムでは畑野ひろ子さん、VERY編集長の今尾朝子さんから、働きながら出産、育児を頑張っている体験談についてお話ししていただきました。
東京マザーズでお産されたお母さんとお会いし、元気に育児を頑張っていらっしゃるご様子で、お子さんもあっという間に大きくなっている姿をみてうれしく思いました。