今年も無事に年末を迎えることができました。無痛分娩で最も問題とされる局所麻酔中毒、全脊椎麻酔、アナフィラキシーなども起こることなく、安堵しています。
日本産科麻酔学会の社員として、学会内では安全委員会に所属しており、来年も安全第一でやっていきたいと思います。その為には、自己研鑽とともに、スタッフの知識と技量を上げ、妊婦の皆さんにも無痛分娩の知識を知っていただく必要があります。そのための無痛分娩外来がありますので、受診してください。
車の助手席に乗っているだけでも、シートベルトをしたほうが安全だとか、窓から手を出すと危険だということは知識がないとできませんよね。無痛分娩も同じです。薬の投与などは医療スタッフが行いますが、何が危険で、何が安全なのかを知っていただくことで来年も安全な無痛分娩を行うことができます。
皆様の受診を外来でお待ちしております。