私は、学生時代に分娩見学に感動して産婦人科医師を志して以来、出身地広島で39年間、15,000人を超える赤ちゃんを取り上げてまいりました。
このたび、縁ありまして、若き日に医学を学びました東京に、医療法人準和会としましては、2番目の産科となります、「東京マザーズクリニック」を開設いたしました。
この間、心がけてきましたのは、妊婦さんに、心身共に万全な状態で出産してもらう、一番良い状態で出産していただくということです。そのために、私自身最高の検診や分娩に必要なことは全て身につけたいとの思いから、産婦人科専門医であることはもちろん、いち早く超音波専門医としても認定をいただきました。また、意欲あるスタッフにも恵まれ、入院室をはじめとする院内環境やオーガニックコットンのリネン類、地元の食材を活かした食事などを、国内でもいち早く提供してまいりました。
もうひとつ大切にしてきましたことは、妊婦さんに一番近い存在になれるように、ということです。毎日欠かさず朝昼晩3回入院されている妊婦さんに声を掛けてきましたのも、マタニティクラブや妊婦教室を開催してきましたのも、ホームページにコラムを書いたりしていますのも、全ては、少しでも妊婦さんのことを知り、より深くお話しをするためです。
今回、東京マザーズクリニックは、そのような想いをより高い水準で実現できる産科になれますよう、海外でも研鑽を積み、これまでも国内有数の専門病院で責任者を務めてきました、優秀な産婦人科専門医である院長をはじめ、優秀なスタッフを得て開設しております。
妊婦さんやご家族の皆さまに、最高の出産だったと、喜んでいただけますよう、専門スタッフ一同、努めて参りますので、どうぞよろしくお願いします。