妊娠も後期に入り、お腹も目立ち始め動作も大変な時期を迎えました。
この時期からお産に向けて必要物品の準備と、お産に対しての知識と心構えについてお話したいと思います。
出産の時期
早産 妊娠37週未満(36週6日まで)
正期産 妊娠37週0日から42週未満
過期産 妊娠42週以後
妊娠37週から妊娠39週での分娩が理想
分娩の方法
経膣分娩 自然分娩ともいわれ膣から出産した場合
無痛分娩 経膣分娩の陣痛による痛みを麻酔によって軽減
帝王切開 赤ちゃんを手術によって取り出す場合
適応 児頭骨盤不適合 児の頭が骨盤を通過できない
前置胎盤 胎盤が子宮下部に付着して児が出れない
重症妊娠高血圧症候群
常位胎盤早期剥離 胎盤が児の娩出前に剥離
分娩停止 分娩の進行が停止
分娩遷延
その他の適応
胎盤機能不全 臍帯脱出 多胎 子宮内発育遅延 早産 など
分娩の経過 経過によって3期に分かれる
分娩第1期(開口期) 初産;10~12時間 経産;4~6時間
陣痛開始(陣痛が10分間隔で起こる)から子宮口全開大まで
分娩第2期(娩出期) 初産;1~2時間 経産;0.5~1時間
子宮口が全開大して赤ちゃんが娩出するまで
分娩第3期(後産期) 初産;15~30分 経産;10~20分
分娩所要時間 初産;12~15時間 経産;5~9時間
分娩の流れ
おしるし(ない亊も):子宮口が開くことで出血
⇒ 陣痛:不規則なお腹の張りと痛み~定期的な張りと痛み
初産で10分の間隔、経産で15分の間隔
⇒ 病院に連絡して入院
⇒ 破水:陣痛の前に起こることも、立ち上がることで股間に水が流れる
ナプキンをあて動き回らず病院に連絡
⇒ 入院 陣痛室で子宮口が全開大になるまで
子宮口が全開大になって分娩室に
⇒ 分娩 分娩室で分娩
⇒ 帰室
以上が、自然分娩の流れですが、
当院では無痛分娩を施行しており、分娩での流れは同じですが、
入院に関しては、一応妊娠時期を設定して入院をしてもらいますが、予定入院時期以前に陣痛が起こった場合にも以下と同じことを行います。
入院時、翌日の無痛分娩の準備をいたします。(ただし陣痛が起こっている場合には、硬膜麻酔施行して陣痛を感じなくします)
分娩予定当日:陣痛促進と共に硬膜外麻酔を行い、分娩へと進みます。
まとめ
・出産前についてお話ししましたが、
まず、出産時・産後に自分の必要物品を揃える。
出生児に対しての衣類などを揃える。
以上は、9ヶ月くらいの早い段階で揃えておきましょう。
必要物品は、かかりつけ医院での案内を参考にしてください。
・分娩は決して怖くありません。
妊娠10ヶ月に入ったら毎日最低2㎞の散歩をして生まれてくる赤ちゃんが
より出やすいように頑張りましょう。
・この時期からお腹の赤ちゃんに向かってやさしく話しかけましょう。
・生まれてからの計画を立てましょう。
2026年3月