栄養指導

管理栄養士による栄養指導を行っています。プレママから妊娠中の栄養管理、離乳食まで幅広くフォローいたします。
情報があふれた今だからこそ、正しい食事に対する知識、体重管理、妊娠中に食べていいもの、避けたいものなど、皆さんのライフスタイルに合わせてアドバイスします。
貧血、便秘、血糖が心配など、栄養に関することはもちろん、妊娠中の心配事などもご相談いただけます。

  • 医師の指示による体重管理や妊娠糖尿病は個別で栄養指導をご受診いただきます。

予防ワクチン接種

子宮頸がんとは?

一般的にはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因となって発生するといわれています。

HPVワクチンは子宮頸がんの原因となるHPVの感染を予防するものですが、HPVワクチンによるHPV感染予防効果は極めて高く、ワクチン接種率の高い国ではHPV感染の減少が示されており、世界では広くHPVワクチン接種が行われています。

HPVワクチン接種後の安全性について

日本では2010年以降、ワクチン接種が推奨されていましたが、HPVワクチン接種後の女子の多様な症状が報道されたことがきっかけとなり、適切な情報提供ができるまでHPVワクチンの定期接種の積極的勧奨は2013年から中止となっていました。

日本において子宮頸がんの罹患率が20-40歳代の女性を中心に増加し、死亡率も上昇していることが判明。HPVワクチン接種の必要性が問われていました。

その後の調査においてHPVワクチンの安全性について特別懸念されるものではないことが確認され、接種による有効性が副反応などのリスクを明らかに上回ると判断されたことにより、ようやく2022年4月1日から定期接種が行われることになりました。

接種対象 推奨は12歳~16歳(小学校6年から高校1年相当)の女子
  • 46歳以上の方の接種は非推奨
接種費用 お問い合わせください

お問い合わせ・ご相談

  • 完全予約制です。受付時間内にお電話にてご相談ください。
  • 当院に通院されていない方も接種可能です。

日本全国でRSウイルスに対する母子免疫ワクチン「アブリスボ®筋注用」が2024年5月31日に発売され、当院での接種が可能となりました。

RSウイルス感染症とは?

RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)は日本を含め世界中に分布しており、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。乳幼児の呼吸器感染症の主要な原因となるウイルスで、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。約70%の赤ちゃんは数日後には回復すると言われますが、約30%の赤ちゃん、特に生後6か月未満の赤ちゃんでは細気管支炎、肺炎など重症化しやすいため注意が必要です。

RSウイルス感染症ワクチンによる予防

「アブリスボ®筋注用」は、妊婦に接種することで母体のRSウイルスに対する抗体を増やし、その抗体が胎盤を通して胎児に移行することで、生まれた赤ちゃんがRSウイルス感染症に対して予防効果を得られる母子免疫ワクチンです。

妊婦へのワクチン接種による効果は、生後6か月までの臨床試験の結果、発症予防効果は約50%といわれ、重症予防効果は約80%と言われています。

接種対象 妊娠24~36週の妊婦
  • 28週から36週の接種が特に有効です。
  • 接種後14日以内に出産した場合、抗体の胎児への移行が十分でない可能性があります。
接種回数・投与方法 筋肉注射 1回
接種費用 33,000円(税込)

お問い合わせ・ご相談

  • 完全予約制です。受付時間内にお電話にてご相談ください。
  • 当院に通院されていない方も接種可能です。

プレコン相談

将来のマタニティライフから、日常生活や健康維持のお悩みまで、 気軽に相談できるアドバイザーを目指しています。

ただいま、プレコン相談の開始準備中です。
正式にサービス開始次第、本ページにてご案内いたします。