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久松理事長のコラム

あけましておめでとうございます

2024年01月01日

本年も、元気な赤ちゃんと逢えるために

              皆様とともに頑張ります。

本年もよろしくお願いします。

                     令和6年 元旦 

戌の日について

2023年12月11日

妊娠おめでとうございます。

 妊娠のお祝い事として、昔から5か月に入って戌の日に腹帯をするという

風習があることをご存じですか?

 「戌の日とは」1月1日から十二支(えと)で11番目の戌にあたり12日ごとにやってきます。

 なぜ戌の日かと言うと、戌(犬)は多産でありながらお産が軽いことから

昔から「安産の守り神」として親しまれ、戌の日に安産を願う「帯祝い」という安産祈願が定着したと言われています。

 「どんなことをする」のでしょうか?

 腹帯に対して神社・お寺で祈祷を受け祝詞を上げてもらう

 昔からの風習で、さらしタイプ(岩田帯ともいう)に 別表のように寿を書いてお腹に巻きます。

 「役割は」

  • お腹を支え腰の負担を軽減する
  • お腹の保温
  • 何かにぶつかったときの衝撃から赤ちゃんを守る

「腹帯の種類」 現在は色々な種類の腹帯が発売されています

①はらまきタイプ②帯タイプ③パンツタイプ④骨盤ベルト。

どのタイプでも結構です。

さらしタイプでは、産後赤ちゃんの肌着などにも活用できます。

最後に2024年の戌の日カレンダーを掲載しておきます。

2024年の戌の日
 1月 11日(木) 23日(火)
 2月  4日(日) 16日(金) 28日(水)
 3月 11日(月) 23日(土)
 4月  4日(木) 16日(火) 28日(日)
 5月 10日(金) 22日(水)
 6月  3日(月) 15日(土) 27日(木)
 7月  9日(火) 21日(日)
 8月  2日(金) 14日(水) 26日(月)
 9月  7日(土) 19日(木)
10月  1日(火) 13日(日) 25日(金)
11月  6日(水) 18日(月) 30日(土)
12月 12日(木) 24日(火)

東京に住んで NO.3

2023年11月08日

東京に住んで、早いもので10月に3年となりました。

 3年住んで私なりに感じたことを述べたいと思います。

 “歩道は、いつから自転車専用になったのでしょうか?”

 東京で歩道を歩いていると、いつも感じることは、歩道を歩くのは危険と隣り合わせ、大袈裟ですが毎日恐怖感を感じながら歩いています。

 私だけでしょうか?

 歩いていると、前方から後方から歩行者を避けながら自転車が突進?してきます。

 私は、サイドミラーもバックミラーも持って歩いていません。

 歩いていて何度後ろからの自転車とぶつかりそうになったか?

 皆さん怖くないのでしょうか?

 先日は、子供さんを乗せた自転車とあわや衝突という事態に遭遇しました。

 私が、自転車に乗り始めたときに学校で習ったのでは、自転車は車道を左側通行と教わりました。この最近は法律が変わったのでしょうか?

 先日、交番でおまわりさんに以上のことを質問しました。

 やはり変わっていないそうです。そして、先日新聞に自転車の運転者に青色の警告カードを渡すそうです。自転車購入時、販売店で法律の冊子などを交付してはいかがでしょうか?

 自転車の歩行者との接触事故が絶えないそうです。

 毎日歩行中に衝突して事故にあわないことを祈るばかりです。

 そして、時折赤信号を平気で横断している自転車も見かけます“赤信号みんなで渡れば怖くない”なんて言った時代がありました。怖いですね。

 皆さんも、子供さんを乗せて自転車を運転するとき、歩道を歩いているときには十分注意してください。

 自転車の話だけになりましたが、3年たって現在週2回東京マザーズで診察させていただいています。

 なかなか東京に慣れなかったのですが、外来で超音波をしながら患者さんと今までの経験をもとにお話しする時間が持てて、患者さんにはご迷惑かもしれませんがとても幸せに感じています。

 まだ、頑張って行きたいと思っています。

 よろしくお願いします。

葉酸を取っていますか?

2023年01月05日

 葉酸とは、ビタミンB群の1つでほうれん草から発見され名付けられました。葉酸は人工化合物でサプリメントなどに含まれる「葉酸」と、野菜や果物に含まれる葉酸塩に分けられます。葉酸塩は、枝豆・ブロッコリー・芽キャベツ・アスパラガス・モロヘイヤや柑橘類・レバーなどに含まれています。

 妊活中・妊娠中・産後に葉酸が大変重要な役割をすることを説明いたします。
 葉酸は、細胞分裂を助ける役割があり、赤ちゃんの奇形(特に神経管)を防ぎ、葉酸不足は神経管閉鎖障害(妊娠6週で神経管が閉鎖)の原因となり、妊娠してからの摂取ではなく妊娠前からの摂取が重要でアメリカ・カナダでは小麦粉製品に葉酸添加し葉酸のサプリメントの摂取を推奨しています。そのおかげで、アメリカ・カナダでは発症率が減少しました。
 日本では、食事の欧米化により緑黄色野菜の摂取が減少し、30年前と比べて倍以上と増加傾向にあります。また、日本人の7割の人は葉酸の吸収率が低いと言われています。 
 現在、日本人の1日葉酸接種量の平均は240㎍で、厚生労働省は必要な摂取量は400㎍摂取するよう言っています。神経管閉鎖不全症は、日本では出生1万人(死産を含む)に6人とされ、二分脊椎・脳瘤・無脳症になります。二分脊椎症は、神経管の閉鎖不全で背骨の一部が形成されなかった事により背骨の中にあるべき脊髄が外に出てしまうもので、症状は軽いものから歩行障害・排泄障害を起こします。脳瘤は、頭蓋骨の一部な欠損で組織の一部がこぶのように突出したもので、多くは水頭症を合併します。無脳症は、脳の一部または全部欠損したもので、生まれる前に流産するか生まれても数日でなくなります。
 上記疾患の原因は多因子であり、葉酸接種不足だけでなく、ビタミンA過剰摂取、抗てんかん薬服用、糖尿病、高度肥満、遺伝などが複雑に影響すると考えられています。予防として妊活中からできることは葉酸摂取ですが、食品からの摂取に加えサプリメントからの摂取が推奨されています。また、妊娠してからの葉酸不足による影響は、後期流産・死産・胎児発育不全・早産・妊娠高血圧腎症・常位胎盤早期剥離・貧血などを起こすともいわれています。また産後では、産後うつ病への影響が報告されています。

 葉酸の摂取の大切さが理解いただけましたか?妊娠する前から産後までサプリメントを接取して葉酸不足を防ぎましょう。 

新年のご挨拶

2023年01月01日

 明けましておめでとうございます
 昨年暮れには、コロナ第8波が収束なく約3年間の長いコロナ禍に悩まされ続けた1年間でした。
本年は、卯(ウサギ)年で本来の千支では葵卯(みずのと・う)となり“これまでの努力が花開き、実り始めること”という大変縁起のいい歳を迎えることとなりました。
 世間では物価上昇・ウクライナ侵攻などもありますが、明るいニュースとして分娩助成金が長年の念願かなって本年度より値上げされるみとうしとなりました。
 本年度も、無痛分娩を中心としたより快適で安全な安心した分娩を心がけてスタッフ一同患者さんに寄り添った医療を行う所存です。
 本年もよろしくお願いします

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