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久松理事長のコラム

東京に住んで(2)

2021年12月01日

 昨年10月広島(廿日市市)のひさまつ産婦人科医院を閉院し上京して早いもので1年が経ちました。
以前に、引っ越ししてから東京の生活を報告いたしましたが、今回は1年たってから感じたことを述べてみたいと思います。

 現在の生活は、毎週月・水・金曜日の午前中当院での診察を行っています
広島では、住居の中に医院があったので通勤がなかったのですが、診察のある時には往復1時間かけて電車と徒歩で通っています。電車で通うのは、学生時代以来なので、わずかな時間ですが電車内で読書ができることに満足しています。

 最近1日の日課は、広島の時から就寝は21時なので、早いときには朝3時に起床します。
朝起きると現在は真っ暗ですが、パソコンで医療関係者用メールを開きの新しい知識の吸収に頑張っています。その後、近所を40分位散歩します。1日1万歩を目標に行っているので、毎日充実して過ごしています。

 しかし、以前記載した東京の女性の歩く速さにはまだ負けています。
昼間に歩道を歩行中、自転車が前・後から歩行者の横すれすれにやってくるので歩道の歩行に若干の恐怖を感じています。
 ・歩きながら見れるサイド・バックミラーはないでしょうか?
 ・いつか衝突するような気がしています。・・・怖い

 さて、本業の診察ですが、超音波を見ながらゆっくりと患者さんと対話しながら診療をさせていただいています。・・・ありがとうございます。来年には新しい超音波診断機器が導入され、電子カルテも一新されるので診療が充実するものと期待しています。

 コロナも、2年間の長きにわたって猛威を振るいましたが、この11月より日本では終息の兆しを見せています。しかし、韓国をはじめ欧米ではまだまだ猛威を振るっています。他国からの流入が無いよう、水際対策を充実させるとともに日本全体も気をゆるめることなく、マスク着用・手洗いの励行・3蜜をできるだけ避ける注意をして日常生活を送り、第6波が無いよう頑張っていきましょう。

 まだ、1年です。
これからも頑張りますので東京マザーズ共々よろしくお願いします。
 
                      令和3年11月
                           久松 和寛

妊婦さんの新型コロナワクチン接種について

2021年07月17日

 「妊婦さんへの接種」について、厚生労働省・日本感染症学会・日本産婦人科学会・日本産婦人科医会の見解について述べたいと思います。
 すでに多くの接種経験のある海外での情報では、ワクチン接種はお腹の赤ちゃんと妊婦さんの双方を守り、母子に対して重篤な合併症の報告はありません。
 日本においても、特に妊娠後期に感染すると重症化しやすいというリスクを考慮すると、妊婦さんへのワクチン接種は問題ないとされています。

【妊婦さんへの接種について】
妊娠中期以後の方:接種における副反応は妊娠していない人と同等です。
 接種については、
  ①妊婦さんの意によりますが、現時点の諸外国の報告をみても流・早産の増加や赤ちゃんへの影響は報告されていません。
  ②妊娠してコロナに感染すると、重症化・早産しやすいという報告があります。
  ③肥満・糖尿病などの合併症を持つ場合には重症化しやすく接種が望ましい。
  ④ワクチンは受けた方の遺伝子に組み込まれ、有害な物質を産生したり、接種後感染しやすくなるなどの報告はありません。
産後・授乳中の方
 授乳中に接種した場合、母乳中に新型コロナウイルスに対する抗体が確認されており、授乳中の赤ちゃんを感染から守る効果が期待されています。
 
 以上が、現在諸外国・厚労省・日本感染症学会・日本産婦人科学会・日本産婦人科医会で報告されていますが、ワクチン接種によって妊娠に悪影響を及ぼすという報告はありませんが、一方では長期的な影響についてはまだ十分なデータがないという現状もあります。
以上を踏まえご自身で十分に考えて接種してください。
 
 ワクチン接種に関して、接種される場合にはかかりつけの産婦人科医に相談して接種してください。発熱・ワクチン成分のアナフィラキシー・重い急性疾患にかかっている場合には接種できませんのでご注意ください。
【参考文献】
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210617_COVID19.pdf
http://jsidog.kenkyuukai.jp/information/index.asp?
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210219_kourousho.pdf
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/covid19_vaccine.html

東京に住んで

2021年02月15日

東京に転居して4か月、毎朝散歩をし、病院まで地下鉄で通勤して感じた事を述べてみたいと思います。

  1. 東京って意外と安全なのだ
    毎朝5時に散歩をします。
    今の時期、あたりは当然のことながら真っ暗です。
    住んでいる地区によるのかもしれませんが、暗い中毎日女性1人でジョギングをしている方とすれ違う。
    数人ですよ。怖くないのでしょうか?
    どこかの国では考えられないことと思います。
  2. 毎日が競歩
    広島にいたころは、当院看護師から歩行速度が早いと言われその気になっていました。
    ところが、東京に来て電車を降りた時、信号待ちで信号が変わった時、同じ位置から出発した女性がどんどん遠くなっていく。
    年をとったからでしようか?(年齢で歩幅が短くなったのでしようか)
    男性に抜かれるのはあきらめもつきます。この気持ち理解できますか?
    広島のある医師が、「東京の人は、歩くのが早いですね」と言っていました。
    何を急いでいるのでしよう?
    とにかく、男性も女性も歩くのが速い。
  3. 東京の信号は、赤が進め?
    歩行者信号は、完全に赤なのですが左見て右を見てダッシュ!
    こんな光景をよく見ます。
    自転車も赤信号なのに突っ込んで来ます。
    警察官も注意だけで逮捕はもちろんありません。
    ヨーロッパでは(パリしか知りませんが)大通りでも平気で横断します。
    事故がないよう祈ります。
  4. 歩道を歩くのは命がけ
    歩道を歩いていると、前から後ろから自転車がやって来ます。
    自転車専用レーンのある道もありますが、歩道だけのところで突然自転車が前後からやって来ます。
    ママチャリもやって来ます。
    歩道は歩行者だけのところではないのです。
    いつか衝突するかもしれません。怖い。
  5. 荷台付きの自転車
    俗にいうママチャリですが、子供さんの座る椅子と雨除けのテントがついています。
    大変便利で親子が話しながら乗っているのを見ると心が安らぎます。
    ところが、前と後ろに荷台があり、2人の子供さんを乗せているのを見かけます。
    大丈夫でしょうか?気を付けて運転してください。
  6. スマホ大好き人間が多い
    電車内でスマホを眺めている乗客が多い。
    8割近くの乗客がスマホとにらめっこしておられます。
    何をみておられるのでしようか?
  7. 早朝に小学生が電車に乗っている
    朝7時の電車で病院に向かうのですが、小学校低学年の生徒がランドセルをしょって乗っています。
    しかし、電車内で騒ぐことなく、静かに本を読んだりしています。
    広島では、通勤がなかったので朝の光景はわかりませんが、おとなしく乗っているのに 感心します。
    すごい!

以上が、転居して4か月経っての感想です。
これからは、現実と向き合って順応しながら生活していこうと思っています。
なお、在京の方に失礼な記述があればお許しください。
久松和寛
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