Dr.聡のコラム

英国キャサリン妃の第3子ご出産

2018年04月26日

日本時間4月23日にイギリスのキャサリン妃が第3子をご出産されました。 ニュースで病院から退院されるキャサリン妃のお元気な姿が報道されましたが、分娩後7時間で退院されたことが日本では大変話題になっています。
日本のお産事情と異なり、イギリスをはじめ欧米では産後の入院期間は大変短く、翌日退院もしくは状況により当日退院となるのが一般的です。その一番大きな要因は医療費が高いことが挙げられます。分娩に伴う医療費は日本と比較し約3-4倍(病院によってはそれ以上になることも)なので、医療費を抑えるために入院期間を短くせざるを得ない事情があります。そのような医療事情の中で、充実した産後ケアサービスがあることが入院期間を短くすることを可能にしています。
また、欧米では無痛分娩が普及しており、無痛分娩により分娩時の母体の負担軽減に繋がり、産後の回復が早くなることも早期退院を可能とする一つの要因となっていると思われます。 欧米での医療事情から考えると、キャサリン妃は今回3人目のご出産であったことや、退院後も宮殿内での産後ケアが充実していると思われ、今回の早期退院は驚きとまではいかないですが、退院されたご様子からキャサリン妃のお産はとても順調で安産だったのであろうと感じました。

第2回 東京マザーズファミリーコンサート決定

2018年03月22日

第2回東京マザーズクリニックコンサートの開催が2019年2月17日(日)に決定しました。
第1回おぎゃーコンサートを開催したのは2015年2月でした。多くの方からまた次のコンサート開催のご希望がありましたが、なかなか実現できなかったので、次回の日程が決定しスタッフ一同大変喜んでいます。
東京マザーズクリニックでご出産されたお子様も大きく成長され、大きいお子様では8歳になります。また2人目3人目と御出産された方もいらっしゃいますので、今回のコンサートのタイトルは「おぎゃーコンサート」を改め、「東京マザーズファミリーコンサート2019」としました。
今回のコンサートも前回と同様に東京フィルハーモニーの首席チェロ奏者の金木博幸さんにコンサートのプロデュースしていただけることとなり、お子様から大人まで、ご家族の皆様にお楽しみいただけ、本物の音楽が聞けるプログラムとなりますので楽しみにしてください。
コンサートの詳細については、ご家族の皆様に後日改めてご案内させていただきます。
皆様振るってのご参加をお待ちしております。
皆様にお会いできるのを大変楽しみにしています。

新年のご挨拶

2018年01月27日

2012年1月11日に東京マザーズクリニック開院しましたので、この1月11日で6年経ち、今年は7年目になります。
今年は、セミナーの定期開催や第二回マタニティーコンサートを企画しております。
皆さんとのコミュニケーションを深めていきたいと考えておりますので、ご興味がある方はふるってご参加ください。お問い合わせお待ちしております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

おぎゃーコンサート

2017年07月06日

2014年2月に東京マザーズ主催の「おぎゃーコンサート」を開催したことを思い出します。
東京マザーズで出産されたご家族の方にお集りいただき、多くの赤ちゃんの声援の中、楽しいコンサートが開くことができました。久しぶりにご家族にお会いし大きくなった赤ちゃんの成長をみることもでき、とても良い一日でした。

あれから3年が経ち、またクリニックが開院して6年になります。その後、お子さんすくすくと大きくなっていらっしゃることと思います。
また、大きくなったお子さん達にお会いできる機会をつくりたいと考えています。

現在、スタッフみんなでコンサートを企画中です。
時期は来年を予定しておりますが、具体的になりましたら、また皆様にご案内させていただきます。
また楽しいコンサートにしたいと思いますので、楽しみにしてください。
皆さんにお会いできる日を大変楽しみにしております。

【2014年のおぎゃーコンサートの写真】

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無痛分娩に関する報告について

2017年04月27日

今年の日本産科婦人科学会において、我が国の7年間の妊産婦死亡298例中13例(4.4%)が無痛分娩であったとの報告が発表されました。
この発表を受け、後日ニュースでこの話題がとりあげられておりますが、記事の内容から無痛分娩が危険であるような印象を受けた方が多いのではないでしょうか。
298例中13例(4.4%)が無痛分娩例でありましたが、このうち1例は麻酔が原因と考えられ、他の12例の死亡原因は出血、羊水塞栓など自然分娩の妊産婦死亡例の原因と同じものであり、これから無痛分娩だから危険であるというものではないと考えられます。
また最近では無痛分娩が増えており、現在およそ8〜10%の妊婦さんが無痛分娩で出産されていると言われています。298例中13例(4.4%)の妊産婦死亡例の頻度は、無痛分娩の割合から考えても、無痛分娩が危険であるとは言えないと考えます。
たしかに麻酔によると考えられる妊産婦死亡例が1例ありましたが、麻酔を行えば合併症のリスクは少なからず必ずあります。これは無痛分娩に限らず、他科の領域の麻酔や、また医療行為そのものにおいても同様です。
私たちは医療を行う上で合併症のリスクをなるべく少なくし、そして合併症が生じた場合の対処を適切に行うための努力と経験が必要と考えます。そのためにも日頃からスタッフ間でのシュミレーションや勉強会などによる研修を行い、体制を整えることも重要です。
無痛分娩が特別に危険なものと捉えられないように願うばかりです。

余談になりますが、我が国の妊産婦死亡の割合は2016年WHO世界保健統計では10万出産に5人でした。この数字は世界的にもトップクラスで、他の先進国であるフランスが10万出産に対し8、イギリスが9、アメリカは14、一方でアフリカ諸国では10万出産に対し500〜800人でした。
世界からみた日本の周産期医療はとても優れていて、世界でも出産を安全にできる国だと思います。

胎児ドック専用回線

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