Dr.聡のコラム

第91回日本超音波医学会学術集会

2018年07月06日

 第91回日本超音波医学会学術集会が平成30年6月8-10日に神戸市ポートピアホテルで開催されました。この学会は産婦人科に限らず他科の領域にわたって様々な超音波診断、治療に関する学術集会で毎年行われています。
 今回、私が産婦人科領域の教育セッションで講演することになり、6月8日に発表してきました。発表したテーマは、妊娠初期スクリーニング検査についてです。当クリニックでは妊娠初期の胎児診断(胎児ドック)を行っていますが、妊娠初期の超音波検査でどのような胎児疾患がわかるのか、またどのように超音波検査を行うかについて講演させていただきました。最近の超音波機器の性能が向上してきたこともあり、妊娠初期から胎児について多くの胎児疾患がわかるようになってきました。同じ病気であっても経過が様々であることもわかってきました。妊娠初期からの超音波診断が進歩していくことにより、多くの疾患の病態が解明され、そのことによって病気に対する最適な治療法が見出され、より良い治療が赤ちゃんに提供することが期待されます。
 今回の私の発表の座長を務めていただいた先生は、私が研修医の時からご指導していただいた先生で、特に超音波検査について多くのことを先生から学びました。恩師と久しぶりにお会いしましたので学会が終わったあと、一緒に食事をさせていただきました。懐かしい研修医時代の話やしばらく帰省していない広島の様子を色々とお話聞かせていただきました。広島弁も懐かしかったです。 とても懐かしく貴重な時間を過ごさせていただきました。

麻疹について

2018年06月01日

現在、麻疹感染者の報告が続きご心配な方も多いと思います。
麻疹は非常に感染性が高く、麻疹に対する免疫がないと90%以上感染すると言われています。
成人が麻疹にかかると子供に比べ重症化することが知られていますが、免疫力が低下している妊婦さんが麻疹に感染するとさらに重症化し、死亡率が6倍以上になると言われています。
一方、お腹の赤ちゃんに対しての影響は風疹の場合と異なり、胎児先天異常の可能性は低いと言われています。ただし流早産の可能性が高くなります。
麻疹に対する治療法は、その他のウイルス感染と同様に対症療法が主体で、根本的な治療法がないため感染を予防するしかありません。予防法にはワクチン接種が有効ですが、生ワクチンのため妊娠中は残念ながら接種できないことをご存知でしょうか。
妊娠中に麻疹の抗体があるかどうか調べて抗体があれば安心ですが、抗体がない場合には、妊婦さんはワクチン接種ができないのでご家族の方にワクチン接種をしていただき、感染予防に努めることをお勧めします。また産後は授乳中でもワクチン接種が可能ですので、産後に接種をお考えください。
まだ妊娠されていない方で麻疹の感染の既往の記憶が不確かな方は、一度血液検査で抗体の有無を調べてみて、抗体がなければ妊娠前にワクチン接種をして、安心して妊娠を迎えてはいかがでしょうか。

英国キャサリン妃の第3子ご出産

2018年04月26日

日本時間4月23日にイギリスのキャサリン妃が第3子をご出産されました。 ニュースで病院から退院されるキャサリン妃のお元気な姿が報道されましたが、分娩後7時間で退院されたことが日本では大変話題になっています。
日本のお産事情と異なり、イギリスをはじめ欧米では産後の入院期間は大変短く、翌日退院もしくは状況により当日退院となるのが一般的です。その一番大きな要因は医療費が高いことが挙げられます。分娩に伴う医療費は日本と比較し約3-4倍(病院によってはそれ以上になることも)なので、医療費を抑えるために入院期間を短くせざるを得ない事情があります。そのような医療事情の中で、充実した産後ケアサービスがあることが入院期間を短くすることを可能にしています。
また、欧米では無痛分娩が普及しており、無痛分娩により分娩時の母体の負担軽減に繋がり、産後の回復が早くなることも早期退院を可能とする一つの要因となっていると思われます。 欧米での医療事情から考えると、キャサリン妃は今回3人目のご出産であったことや、退院後も宮殿内での産後ケアが充実していると思われ、今回の早期退院は驚きとまではいかないですが、退院されたご様子からキャサリン妃のお産はとても順調で安産だったのであろうと感じました。

第2回 東京マザーズファミリーコンサート決定

2018年03月22日

第2回東京マザーズクリニックコンサートの開催が2019年2月17日(日)に決定しました。
第1回おぎゃーコンサートを開催したのは2015年2月でした。多くの方からまた次のコンサート開催のご希望がありましたが、なかなか実現できなかったので、次回の日程が決定しスタッフ一同大変喜んでいます。
東京マザーズクリニックでご出産されたお子様も大きく成長され、大きいお子様では8歳になります。また2人目3人目と御出産された方もいらっしゃいますので、今回のコンサートのタイトルは「おぎゃーコンサート」を改め、「東京マザーズファミリーコンサート2019」としました。
今回のコンサートも前回と同様に東京フィルハーモニーの首席チェロ奏者の金木博幸さんにコンサートのプロデュースしていただけることとなり、お子様から大人まで、ご家族の皆様にお楽しみいただけ、本物の音楽が聞けるプログラムとなりますので楽しみにしてください。
コンサートの詳細については、ご家族の皆様に後日改めてご案内させていただきます。
皆様振るってのご参加をお待ちしております。
皆様にお会いできるのを大変楽しみにしています。

新年のご挨拶

2018年01月27日

2012年1月11日に東京マザーズクリニック開院しましたので、この1月11日で6年経ち、今年は7年目になります。
今年は、セミナーの定期開催や第二回マタニティーコンサートを企画しております。
皆さんとのコミュニケーションを深めていきたいと考えておりますので、ご興味がある方はふるってご参加ください。お問い合わせお待ちしております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

胎児ドック専用回線

TEL:03-5450-3216

〒158-0098 東京都世田谷区上用賀4-5-1
東急田園都市線用賀駅よりタクシー 約5分、徒歩約13分