2013年03月18日
2013年01月11日
2012年11月01日
1)陣痛の痛みを感じ始めた段階から無痛分娩を開始します(完全無痛分娩)
2)子宮口の準備状態(頸管熟化の状態)にあわせて、なるべく自然に近い分娩となるような計画出産をご夫婦と相談して予定します。(子宮口の状態によっては、時に分娩予定日をすぎる方もいますし、予定していた日の前に陣痛発来や自然破水で入院され分娩なる方もいらっしゃいます)
3)Skin-to-skin contact(カンガルーケア)、母乳育児など、妊婦さんのご希望に合わせたオーダーメイドな産後ケアを提供しております。
2012年07月01日
「胎児診断のあり方」について少しご紹介させて頂きます。
最近の医療技術の進歩が目覚ましくさまざまな医療分野において診断や治療が進んできています。その医療技術の進歩は胎児診断にも応用され、現在ではおなかの中にいる多くの胎児の病気の診断が可能となってきました。しかし、その技術が進歩する一方で胎児診断についてあまりご存知ない方、あるいは胎児診断という言葉はご存知でも、胎児診断のために行われる検査の種類や検査の目的、方法については詳しくない方が多いのが現状だと思います。よく理解されないまま検査を受けられると、その検査結果の内容によっては大変困惑され、はじめてその検査の意味や解釈等について考えなければならない事態になることもあり得ます。胎児診断に関わる検査について十分な理解をされた上で検査を受けることが重要と考えます。
胎児診断を受けるにあたり知っておかなければならない事は、胎児診断により多くの病気についての診断は可能になりましたが、全ての病気が診断できる訳ではありません。胎児診断の限界も知っておく必要があります。胎児の病気の中には胎児期から治療(胎児治療)が可能な病気や出生後から治療(新生児治療)を行えば治療が可能な病気もあります。胎児診断を行うことによりそれらの病気を診断し適切な治療が受けられることが可能となることも知っておきましょう。
胎児診断(出生前診断)の目的、意義、その結果から考慮することについて事前に説明を行い、十分な理解と検査への意思を確認して進める。そして検査の結果についての説明を行い、ご夫婦の十分な理解と意思決定できるようにサポートするカウンセリングが重要と考えています。