2020年01月07日
みなさま、こんにちは
ついに2020年を迎えました
東京でオリンピック・パラリンピックが開催される特別な年。なんだかワクワクします
あれ?でも2000年ってこの間だったような…と今年のお正月に思ったのは私だけでしょうか?
時の流れは速いですね
時の流れと共に、医療も日々進歩しています。
20年前には確立していなかった人命救助のためのプロトコールが確立し、多くの人々を救命できるようになりました。
母体救命のプロトコールもその一つです。
先日、玉川医師会主催の『母体救命研修会』が開催されました。
当院からは院長を含む4名が指導者として、4名が受講者として参加しました。
他の施設からも多くの産科医、麻酔科医、助産師、看護師が参加していました。
講義と実技、シュミレーションがありましたが、職種を問わず皆真剣で、非常に活気ある研修会でした。
「妊娠出産は病気ではない」と言われたりしますが、命が母体の中で誕生することは奇跡的なことですし、出産は命懸けです。
多くの方は元気に妊娠・出産・産後を迎えることができますが、時に緊急事態に陥ることもあります。
緊急時は、いかに迅速に、いかにチームワーク良く、いかに確実に、判断し動けることが大切です。その事を再認識した研修会でした。
当院でご出産されるお母さんと赤ちゃんの命を守るため、私たちは日ごろから準備と訓練をしています。
『備えあれば患いなし』となるよう、2020年もスタッフ一同精進して参ります