2020年07月19日
梅雨がなかなか明けず、蒸し暑い日々が続いていますね
この時期、食中毒は飲食店などで食べる食事だけでなく、ご家庭での食事でも発生することもあります
食中毒の原因は…??
主な原因は「細菌」と「ウイルス」です。
細菌は温度や湿度などの条件が揃うと食べものの中で増殖して、その食べ物をたべることによって食中毒を引き起こします。
特に細菌が原因となる食中毒は、6月~8月の今の時期に多く発生しています。
ウイルスは、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。
食中毒予防の3つのポイント
「増やさない」→低温で保存する!
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になります。
食べものについた菌を増やさないためには低温で保存して、早めに食べることが大切です
「やっつける」→加熱処理!
多くの細菌やウイルスは加熱によって死滅します
特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です
「つけない」→洗う!分ける!
こんな時には必ず手を洗いましょう。
・おむつ交換をしたあと
・調理を始める前
・生の肉や魚、卵をあつかう前後
食中毒対策だけでなく、コロナウイルス対策にもなるので正しい手の洗い方も大切です!
まだまだ蒸し暑い季節が続きますが、食中毒にもお気をつけてお過ごしください!
2020年07月10日
皆さまこんにちは。
緊急事態宣言は解除となり、当院も立ち会い分娩が可能となりました。しかし!7月に入ってからまた感染者数が増えてきています。梅雨も本格的となり、気温の変化も激しいため、体調を崩した方もいるかもしれません。
そのため、より一層の免疫力の向上や感染予防が大切です。そんな今だからこそ、改めて感染予防対策としての手洗いとマスク着用の正しい方法を確認したいと思います!
まず、正しい手洗いについてです。
この③と④が結構忘れがちで、専用の道具を使って手洗いチェックをすると洗い残していることが多いです。正しい手洗いを行うには30秒ほどの時間がかかります。皆さま泡を付けたら大丈夫と思ってすぐに洗い流してはいませんか!?30秒間は意外と長く、ハッピーバースデーの歌を2回歌うとそのくらいになるようです。お忙しくても毎回30秒しっかり行いましょう。
また、タイミングとしては外出先から帰宅した後、調理や食事の前後、他者と接触した後などこまめに手洗いを行いましょう
当院スタッフも1つの処置につきその前後で2回の手洗いを徹底しています。そのためハンドクリームは常に手放せません
次にマスクの着用方法です。
マスクには裏と表があります。マスクによって違いますが多くの場合紐が付いてない側が顔に当たる方になります。これはゴムの部分があるとそこに隙間ができるので、ゴムがない方がより顔に密着するためです。
また、不織布マスクだとプリーツが入っているものが多いですが、あのプリーツにも向きがあります。ほこりや菌が付着しづらいようにプリーツを下向きに装着するのが正しい場合が多いです。しかし、これらは製造元によって多少違いがあるので、その製品ごとの正しい直用方法を守ってください。
サイズについても顔より大きいものを使うと隙間ができやすいですし、逆に小さいものを使うと、顎まで覆いきらなかったり、耳や顔が痛くなったりします。自分のサイズに合ったものを使用しましょう。
たまに苦しいせいか、口だけ覆って鼻がしっかり出た状態で使用している方がいますが、これは全く意味がありません!!!
顎から鼻までしっかりと覆いましょう。
飲食店やデパートも通常営業が再開し、徐々に普段の生活が戻りつつありますが、自分を守れるのは自分だけです!!気が緩みがちな今こそしっかり予防を行いましょう
(厚生労働省より引用)