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2014年3月の記事一覧

帝王切開術と母乳育児

2014年03月07日

今回は、帝王切開術と母乳育児についてお話します。 さて、帝王切開術と聞くとみなさんどのようなイメージがありますか?
「帝王切開か~私には関係ない!」と思われた方が大半かもしれませんし、上のお子さんを帝王切開術で出産なさった方もいると思います。また、いろんな理由から帝王切開術を選択せざるを得ない方もいらっしゃるかもしれません。 痛くないのかな~、怖いな~などいろんな思いがあるかもしれませんね。 

  近年では、帝王切開術は、一つの分娩方法となりました。 赤ちゃんの向きや、胎盤の位置、妊婦さんや赤ちゃんの体調などで、帝王切開術を初めから選択することもありますが、全ての出産において帝王切開術になる可能性はあります。 お母さんや赤ちゃんの理由で急に帝王切開術を行わなければならない場合もあります。 何が起こるかわからないのが出産です。 できるだけ、迅速に安全に、帝王切開術が執り行えるよう、私たちは日々勉強会など行っています。

  当院での帝王切開術では、お胸から下半身に麻酔が効いている状態です。そのため、生まれた時の赤ちゃんの第一声を聞いていただくことができます。一旦赤ちゃんの全身を観察した後、下からの出産と同様にバースカンガルーケアを行いますので、赤ちゃんの重みや温かさをしっかり感じていただけますよ。 また、赤ちゃんがおっぱいを吸いたそうなサインが見られたときには、手術台の上でもしっかり吸ってもらえます。
手術後お部屋に戻った後も、すぐにカンガルーケアをしたり、おっぱいを吸わせたりすることもできます。

さてさて、帝王切開術と母乳育児の関係についてのお話でしたね。
帝王切開術では、おっぱいが出始めるのが遅くなるという文献などがありますが、それは出産後すぐに授乳を開始しないことが多いことが原因であるといわれています。 そのため、当院では、ご希望があれば、出産後すぐに赤ちゃんとお母さんが一緒に過ごすことができるようにしています。 実際当院で、帝王切開術で出産した方で母乳のみで赤ちゃんを育てている方はたくさんいますよ!
術後の痛みなどご心配されている方もいらっしゃると思いますが、痛みはでき得る限り最少にとどめられるようにしますし、授乳の姿勢なども楽な体勢を提案させていただいています。
文責 院長

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