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妊娠・出産・子育ての役立つ情報

2018年8月の記事一覧

授乳姿勢 横抱き編

2018年08月30日

こんにちは
暑かったり、少し涼しくなったり、台風がきたり気候の変化で体調を崩されていないでしょうか?

今回は『授乳姿勢 横抱き編』です。
授乳姿勢というとまず横抱きをイメージされる方も多いのではないでしょうか?
みなさまにお馴染みの横抱きについてポイントをお伝えします

横抱き(このblog内では交差横抱きを横抱きと説明しています)は飲ませる側と反対の手で赤ちゃんの頭と体を背中側から支えるスタイルです。
あいている方の手で乳首が赤ちゃんの上あごに向くように、乳輪部に指がかからないようにおっぱいを支えます。
赤ちゃんが自分で口を開けるタイミングに合わせて、赤ちゃんを引き寄せて吸いつかせます。
赤ちゃんの頭の動きをコントロールしやすいので、おっぱいに吸いつく練習中の赤ちゃんや小さめな赤ちゃんに適していると言われています。
赤ちゃんの頭を強く押さえると嫌がってしまう場合もあるため、優しく支える程度にしましょう
おっぱいを飲んでいる間にママと赤ちゃんが離れてしまうと、吸いつきが浅くなってしまいます。
浅くなると乳頭痛の原因になったり、母乳を飲み取れなくなってしまうので赤ちゃんの下顎をママのおっぱいにぴったり密着させましょう。


また赤ちゃんの位置が低いと姿勢が崩れて肩こりや腰痛の原因になってしまったり、
赤ちゃんを手で持ち上げていると腱鞘炎になってしまったりするので、
赤ちゃんの位置がおっぱいと同じ高さになるようにクッションやバスタオルを使用しましょう。

授乳姿勢のお話は今回で終了です。
左右のおっぱいで違う授乳姿勢が適している場合もありますし、
おっぱいの張っている部分や、その時の授乳環境(家なのか、出先なのか)によってもいろいろな選択があります。
授乳姿勢でお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください

文責 院長

猫との暮らし

2018年08月24日

ペットを飼ってる方の妊娠前準備、今回は猫との暮らしについてです。

猫は犬に比べると毎日の散歩やしつけの負担がそれほどありませんが、トキソプラズマ感染症に注意が必要です。
トキソプラズマは妊婦が感染すると流産や死産の原因になります。
オーシストという卵の状態で猫の糞から体外に出たものが人の手に触れて口から感染します。
成人の30%?40%は感染したことがあります。風邪やインフルエンザの様な症状でいつの間にか罹って免疫ができています。健康な人は初感染でもそれほど重症にはなりませんが、妊婦で初感染の場合は赤ちゃんに影響があるので、妊娠前に抗体があるか調べておくと安心です。

感染源は猫だけでなく、虫、生肉、庭の土などからの感染の方が多く、猫からの場合、原虫を媒介した生き物を猫が食べて感染します。猫の糞は長時間放置せず直ぐに、また出来れば手袋を付けて片付けましょう。他にも猫を外に出さないようにしたり、生肉を食べさせないことで予防ができます。感染した猫には症状がないので、猫の検査もしておくといいかもしれません。

妊活前から、猫を清潔に保つことを生活習慣にしておきましょう。寝床やトイレを清潔に保ち、毛や爪の手入れなどのグルーミングを行います。また日頃から猫の健康状態をよく観察して、ワクチンや検便などを定期的に行うと安心です。

一緒に暮らすペットはとても可愛い存在ですが、猫とキスをしたり、人間の箸で食べ物を与えたりすることは避けて下さいね。



最後に、猫は神経質な子も多いです。
新参者の赤ちゃんに臆病になったり攻撃的になったりする場合もあるので、少しずつ匂いや声に慣れさせるための時間と、猫が安心して過ごせる空間を用意してあげます。部屋を分けられるよう妊娠前から考えておきましょう。

文責 院長

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