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妊娠・出産・子育ての役立つ情報

2018年3月の記事一覧

子宮頸がん検診について

2018年03月30日

こんにちは
気温も暖かくなり、桜も満開で気持ちの良い季節になってきました。
いかがお過ごしですか?
 
今回は子宮頸がん検診の必要性についてお話します。
女性であれば、子宮頸がん検診を受けましょうと言われる機会が多くあります。
では、なぜ子宮頸がん検診が必要なのでしょう。
・自覚症状がない
・子どもが産めなくなってしまうこともある
・命を奪われることもある
これらの理由から子宮頸がん検診は女性にとってとても大切なものと言えます。
 
子宮頸がんは子宮の入り口の子宮頸部という部分に発症する女性特有のがんです。原因のほとんどはヒトパピローマウイルスで、これは性交渉での感染が多いです。初期の子宮頸がんは自覚症状がないので、定期健診で見つけるしかありません。
子宮頸がんを早期発見できないと、進行度や状態によっては子宮摘出手術を受けなくてはならない場合もあります。
子宮頸がんは20代から増えると言われており、検診率は増加しているものの欧米諸国と比較するとまだ低いと言われているのが現状です
子宮頸がんは癌になる前の状態である「異形成」を発見しやすいがんであり、その「異形成」を発見するための検診はとても有効的です。
妊婦健診では子宮頸がん検診は必須項目となっています。
妊娠を考えている方、現在は考えていない方も自身の身体を守るために受けてみてはいかがでしょうか。
文責 院長

補完食の進め方

2018年03月26日

3月も終わりに近づき,桜の花も満開で,気持ちのいい日が続いていますね。
花粉症でお悩みの方も多いと思いますが,いかがお過ごしでしょうか。

今日のテーマは,先月に引き続き「補完食の進め方」です。


さて,補完食をいつから,何をどのように与え始めるのでしょうか。

①いつから?
生後6か月頃です。
この「頃」というのは,お子さんの発達段階に合わせる必要があるからです。
生まれて6か月目の日ちょうどに始めるというわけではありません。

先月も書きましたが,以下のような状態になったら始める時期だといわれています。
首がしっかり座っている
◆支えがあれば座れるようになっている
◆赤ちゃん自身が食べ物に興味を示す姿がみられる
◆しっかりと口が閉じれるようになる
 


お子さんの成長過程はその子その子で異なりますので,同じ時期に生まれた
他のお子さんと時期がずれていても気にする必要はありませんよ!

②何をどのように
◆ペースト食と手づかみ食べの食品から始める
◆スプーンで与える,また手づかみ食べをする


お子さん自身が,口を閉じることができるとスプーンで食べることができるようになります。
舌の動きにも注目します。
舌を前後に動かせるようになったら,1回食を始めましょう。
2回食にするタイミングは,舌が上下に動かせるようになってきたころです。
左右に動かせたり,グルグル回しできるようになっていたら,3回食へ増やします。

スプーン食べの実際
スプーンは口の中に入れても安全な両端が滑らかで,平らなものを準備しましょう。
スプーンを嫌がるお子さんには,野菜スティックにペーストをつけて
与えるのもよいと言われています。

次に,おもちゃの持ちかえや,おもちゃを口に持っていくことができるようになると,
手づかみ食べができるサインです。

手づかみ食べの練習と実際
2回食の後半になったら,ニンジンや大根など柔らかく煮たものを,
お子さんが手でつかみやすい長さにして,食事のトレイに置きます。
この時,大人は手に持たせてあげても構いませんが,口に入れることはしません。
これは,前歯で噛み切る練習にもなります。

また,2回食の後半より前でも,切り干し大根や棒状にした野菜スティックなどの
噛み切れないほど硬い野菜,生のニンジン,キャベツ,ブロッコリーの芯などを準備して,
手づかみ食べの練習や,舐める練習をしてもよいと言われています。

補完食については,当院の管理栄養士にも,ぜひご相談ください。

次回のテーマは「基本の授乳姿勢」についてお話します。
文責 院長

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