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2014年8月の記事一覧

おっぱいが痛くなったとき ~乳頭痛の予防とケア~

2014年08月26日

 
赤ちゃんが生まれたら、1日に8~12回以上もおっぱいを飲みます。
おっぱいを一日中吸われているような状態では、痛くなるのはほとんどだと思います。例えば、新しい靴を履いたら靴ズレができるようなことと同じです。
乳首に水疱ができてしまったり、それがやぶれて出血したり、治ったと思ったらまた傷になったり。ある程度痛みがあるのは仕方がないとして・・・
 
 
できるだけ痛みがない授乳をするにはどうしたらいいのでしょうか。
授乳のポイントを確認して、ママと赤ちゃんが楽な姿勢で、赤ちゃんがしっかりと深くおっぱいを吸えるようにしましょう。浅く吸いつくと、乳首の先端に圧がかかって傷になりやすくなります。そのため、深く吸ってもらうことがとても大切です。赤ちゃんが大きく口を開けて、アヒルのような口で乳輪まで含めるようにしましょう。
 
 
また、乳首の皮膚がひび割れのように乾燥したりしていると、痛みを感じることがあります。そのような時は、授乳の後に母乳を少しぬって保湿しても良いですし、赤ちゃんがなめても大丈夫な羊の油(ピュアレーン、ランンシノー)を塗っておくこともいいと思います。皮膚を柔らかくする作用や、傷を治りやすくする作用があります。また、拭き取らずに授乳ができるので便利です。ドラッグストアの授乳グッズコーナーで簡単に手に入ります。当クリニックでは分娩時お産セットの中に1本入れてお渡ししています。
 
 
私は産後すぐから塗っていましたが・・・何度も皮膚がむけてしまいヒリヒリしていました。更にその状態で授乳をすると最初がすごく痛い( ゚Д゚)…痛みの強い時は直接吸わせるのはやめて搾乳し、慣れるまで1か月くらいかかりました。
産後すぐは大変でしたが、今ではおっぱいがあれば静かになるし、寝かしつけにはなくてはならないすぐれものです(*^^)v
文責 院長
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