2017年11月26日
2017年10月30日
こんにちは。前回はサプリメントについてのお話をしました。
さて、妊娠中のママにとって「お薬」についても気になる方は多いのではないでしょうか?妊娠に気付かず、お薬を飲んでしまった、妊娠前から飲んでいるお薬はおなかの中の赤ちゃんには影響はないの?…と、心配になることも多いですよね。
そこで今回は、妊娠中のお薬についてお話したいと思います。
お薬の多くは、血液中に取り込まれ、効果が表れます。妊娠すると、ママの血液、そして胎盤を介して赤ちゃんに多くのお薬が到達します。お薬の種類によって胎盤を通過しやすいお薬と通過しにくいお薬があり、ママに投与されたお薬の種類や方法によっても、おなかの中の赤ちゃんへ到達するお薬の量も変化していきます。
また、どの時期にママがお薬を使ったかによっても、おなかの中の赤ちゃんに及ぼす影響は変わってきます。
妊娠初期は、おなかの中の赤ちゃんの臓器がつくられる時期で、お薬の影響によっておなかの中の赤ちゃんに奇形が生じる可能性が高くなります。
なかでも妊娠4~7週は、「臨界期(りんかいき)」と呼ばれ、お薬によっておなかの中の赤ちゃんに奇形が生じる危険性が最も高くなる時期です。
妊娠中期以降になると、おなかの中の赤ちゃんがお薬によって奇形を生じるリスクはなくなっていきます。しかし、お薬の影響によって、おなかの中の赤ちゃんの臓器の働きや発育を妨げてしまう場合があります。
妊娠中、なるべくお薬は使いたくない!と思うママも多いかと思います。お薬を使わないで済むのであれば、それに越したことはないのですが、そこでいちばん注意していただきたいのが、「自己判断しない」ということ。
妊娠前から継続的にお薬を飲んでいた方が、妊娠を機に自己判断で内服をやめてしまった…というケースは少なくありません。しかし、それによって、症状が悪化し、かえっておなかの中の赤ちゃんに悪影響を及ぼすこともあります。
しかし、実際は妊娠中、お薬の多くは使用することができ、使用できないお薬はごく一部と言われていますので、そんなに不安になる必要はありません。
妊娠中のお薬に関しては、必ずかかりつけ医や薬剤師に相談して、適切なお薬を正しい方法で使っていただけたらと思います。また、継続的にお薬を使われていて、妊娠をご希望される方は、前もって医師に相談しておくと安心ですね。
2017年10月29日
2017年09月30日
2017年08月24日
妊活中、妊娠中に葉酸が必要だという事はご存知の方も多いと思います。
葉酸のサプリメントは妊娠がわかってから飲みは始める方が多いのですが、妊娠6週ごろには赤ちゃんの脳や脊柱のもとになる神経管が形成されてしまうので、赤ちゃんを欲しいと思った頃から、食事に加えてサプリメントでも摂取し始めることをお勧めします。
妊娠してからも母子ともに健康な出産を迎えるためには、葉酸だけではなくたんぱく質、ビタミン、ミネラルが必要になります。
本来なら食事からの摂取が一番望ましいのですが、今の時代働く女性も多いので、食事だけで十分な量の葉酸を摂る事は難しい事と食品に含まれている葉酸は加熱処理で活性が失われやすく、吸収率が半分以下になる事もあるので、妊娠前からサプリメントで補うことも大切になってきます。
もちろん日頃の食事も大切です。
海外では食品に添加しているくらい国全体で葉酸摂取対策が取られています。
ではどんな葉酸のサプリメントを選んだらいいのでしょうか?
薬局やドラッグストアへ行くと様々なサプリメントが市販されています。
何を基準に選んだらいいか迷われると思います。
もし迷われたら、当院のスタッフにお声をかけてください。
クリニックでサプリメントをご用意しています。
当院でお薦めしているサプリメントは葉酸だけではなく、妊娠時に必要な栄養素を含んでおりエビデンスに裏づけされているものがございますので、安心して飲むことが出来ます。
妊活中で当院に受診した事がない方でも購入可能ですので、その際お食事の相談もお受けできますので、お気軽にご来院ください。