2020年05月11日
東京マザーズクリニックでは新型コロナウイルス感染拡大防止策について、日々更新される情報と併せて、院長をはじめスタッフ一丸となり、また、来院いただく皆さまにもご協力いただき、感染拡大防止に取り組んでいます。
緊急事態宣言が延長となり外出自粛生活が続いているなかで、日々、皆さまはどのように過ごされ、どんな対策をしていますか?
特に妊婦さんは通常時でも体調を気にして生活しなければならないのですが、今は更に気をつけて行動されていると思います
マスクの着用、手洗いはもうすでにしっかりとされていると思いますが、免疫力を高める食事摂取、室内でもできる体操などの運動、趣味などでストレス発散したりと、身近で出来ることがいろいろありますね
自宅に籠るという表現をするとネガティブなイメージになってしまいますが、自分自身や生まれてくる赤ちゃん、または家族がコロナウイルスに感染しない為に自宅で過ごすという事をプラスのイメージで捉えていけたらいいですよね
自宅で過ごす時間が多い今だからこそ、出産前に自宅で出来る事を私の経験も踏まえて考えてみました
自身の経験として、前もって色々と出産の準備をしても、育児物品は何を用意したか、何が足りないのか、赤ちゃんに必要な物はどこに置いてあるか、また普段の生活に必要なもので何がどこに入っているか、普段どんな物を購入しているのかなど、家族と共有ができていなかった事を後になって気がつきました
結果として、サポートしてくれる家族や夫に産後の私が指示をだし、または自分があれこれ動き回るという状況になりました
(無痛分娩出産だったので、産後は比較的元気だったのも功を奏しました。)
出産後は、慣れない育児に翻弄され、また昼夜問わない育児での疲労、寝不足などで、意外に赤ちゃんが生まれてからでは、ご主人やご家族と出産後のことをゆっくり話す時間はなかなか持てなかったりします。
出産とは関係なく、常に家族のサポートが得られる状況や家事が得意なご主人がいらっしゃれば安心して任せられるかもしれませんが、何を家族がサポートしてくれたら自分が助かるか、どのオムツやミルクを購入したらいいかなど、ママにしかわからない情報を家族と共有しておくと、産後少し心に余裕がもてるかもしれませんね
ぜひこの機会に赤ちゃんが生まれた後のことについて、ご家族などと話し合ってみたりと、有意義なマタニティライフをお過ごしください
コンシェルジュより
2020年05月09日
2020年02月03日
「産後うつ」という言葉はよく聞きますが、うつは妊娠中にも起こることをご存じですか? 妊娠すると急激なホルモンのバランスのせいで、体にも心にも不調が起こります。妊娠うつは10%の妊婦さんが発症すると言われていますが、不調の症状はほとんどの妊婦さんが感じています。
どんな症状?
・眠れない、食欲がない
・いつも身体が疲れている
・イライラして周囲にあたってしまう
・無気力になり、今まで楽しめたことにも興味がなくなる
・理由もなく泣けてくる
妊娠うつを発症する原因は?
・心身の負担(ホルモンバランスの変化、つわりなどのマイナートラブル)
・妊娠・出産・育児への不安
・妊娠に伴うストレス(環境の変化、行動制限、周囲からのストレスなど)
妊娠中の不調は誰にでも起こることですが、特に普段からストレスを感じやすい人や、不安が強い人、周囲からのサポートが不足している人、過去に精神疾患にかかったことがある人は妊娠うつを発症するリスクが高まります。
ひどい症状が2週間以上続く場合は治療が必要なことがあります。症状を我慢せずに相談しましょう。
妊娠うつの予防
・軽い運動でストレス発散
・周囲にサポートしてもらう
・相談できる人をつくる
妊娠の経過の仕方は人それぞれですし、一人目、二人目でも違います。ひとりで抱え込まずに周囲や病院で相談し、穏やかに過ごせるといいですね。少しくらいの手抜きがちょうどいいのかもしれません。
2020年01月04日
分娩時に児が産道を通ることにより、骨盤底筋が緩み
産後に尿もれを訴える方がいます。
くしゃみや咳をしただけで、尿がもれてします。
また、妊娠中も頻尿や臨月に入ると胎児が降りてきて尿もれしやすくなります。
肥満や加齢の女性も、運動不足や筋力の低下で尿もれが多くなります。
妊活でも、膣のトレーニングは必要です。
骨盤底筋は、骨盤内の臓器をを支えている底の筋肉です。
膀胱・子宮・直腸を下から支えていて、排尿や排便のコントロールをしています。
骨盤底筋が衰えると、下半身太りやポッコリお腹、おしりが垂れてしまいます。
姿勢も悪く猫背やO脚・X脚へとなりやすいため、骨盤も歪みやすくなります。
腰周りのたるみにより、ますます内蔵が下がります。
また、膣の締まりも悪く感度にも影響がでてしまいます。
女性なら年齢を問わず、骨盤底筋は鍛えたほうがよいですね。
骨盤底筋体操は、仰向けで寝ている時、立ち姿勢、座位でも
体操は出来ますので、日ごろから意識して続けてみてください。
2019年10月28日
先月の続きで、避けて欲しい油とはどんな油でしょう。
代表的なものにマーガリン、ショートニングなどに含まれているトランス脂肪酸が挙げられます。すでにアメリカでは規制がかかっているくらい、身体に影響がある油なのです。
もう一つ気をつけて欲しい油にリノール酸を多く含まれているオメガ6があります。
一昔前では血液がサラサラになるので、不飽和脂肪酸を多く摂りましょうという神話があり、オメガ6の油が
身体にいいと思い使っている方も多いと思います。
オメガ6の油は摂り過ぎると炎症の原因となるので、摂り過ぎは注意が必要です。
現代においては、手軽に食べる事が出来るコンビニやファーストフードに沢山のオメガ6の油が使われていて、過剰摂取が心配です。
ただしオメガ6の油も身体にとっては必要な油なので、先月にも記事にした摂って欲しいオメガ3とオメガ6の バランスは大切です。 1:4を目指してください。
今は血液1滴で脂肪酸バランスがわかる検査もあります。 ご自身のために、油を使い分けしてみませんか?
身体が変わるかもしれません。