初診のご予約はこちら  初診ネット予約  TEL:03-3426-1131
(胎児ドックのご予約はお電話にて承ります)

院長と麻酔科医の無痛分娩あれこれ

2022年11月の記事一覧

硬膜外麻酔(鎮痛は)無痛分娩以外に何に使われている?

2022年11月28日

無痛分娩で最も多く行われる方法は日本でも世界でも硬膜外鎮痛法です。効果、確実性、安全性、簡便性などあらゆる面で有用性が確認されているため、スタンダードな方法となっています。この硬膜外鎮痛は他にどのようなケースで行われているでしょうか?
まずは手術後の鎮痛です。当院でも帝王切開後の鎮痛に用いられており、この術後鎮痛により、つらい術後の痛みから解放されます。当院の帝王切開後の妊婦さんも硬膜外鎮痛により、術後翌日から痛みも少なく歩くことも可能で、歩くことで深部静脈血栓症のリスクも軽減されます。
他にはペインクリニックや緩和医療です。腰痛、内臓痛の痛み、下肢の痛みなど、首から下の範囲で硬膜外鎮痛が可能になるため、慢性疼痛や、がん性疼痛などで苦しんでいる患者さんたちに広く使用されています。
このように硬膜外鎮痛は無痛分娩だけでなく、老若男女問わず色々な方々に行われています。

日本母体救命システム普及協議会ベーシックコース院内開催

2022年11月16日

9月4日に日本母体救命システム普及協議会ベーシックコースの講習会が院内で行われました。院外からも講師の方、受講者をお招きして、知識と実技を学ぶことができました。
内容は、もし妊娠中や出産後に急変が起こったらどのように対応すればよいのか、というものをシミュレーションで練習します。もし何か起こった場合でも滞りなく高次医療施設に搬送することで、当院でも妊婦の皆様が安心して分娩を受けてもらうことが可能となります。
まずは何か異常が起こっていることの認知から始まります。お母さんが『苦しい』と言っているかもしれませんし、血圧が下がったりして気づくかもしれません。次に人を集め、初期対応を行うとともに、何が起こったのか把握します。治療を行いながら、検査、評価を行い、院内での治療が困難な場合は高次医療施設に搬送という流れになります。
実際に高次医療施設への搬送は多くはありませんが、だからこそ、シミュレーションをしておくことで、いざ起こったときにもすぐに正しく対応する事ができるわけです。

無痛分娩を検索できるサイトは?

2022年11月09日

出産施設選びには費用、場所、清潔度などいろいろな要因で選択されますが、無痛分娩ができるかどうかも、一つの要因になっています。
無痛分娩ができる病院を検索するにはどうすればいいでしょうか?
『全国無痛分娩施設検索』というサイトがあります。これはJALAといって無痛分娩関係学会・団体連絡協議会が運営するサイトです。個人ではなく公的機関が運営するものになります。
医療側は施設の分娩件数や勤務医師数、スタッフ人数、資格、経歴、無痛分娩にどれだけ携わっているかなど多くの情報を登録し、JALAが精査し、認められた場合にこちらに登録され、掲載されます。
東京マザーズクリニックを選んでいただければ幸いですが、家が遠いなど、残念ながら当院での出産が叶わないけれども無痛分娩にしたいという希望がある方はこのサイトを利用してみるのもいいかもしれません。

 初診ネット予約  (胎児ドックのご予約はお電話にて承ります)

TEL:03-3426-1131

FAX:03-3426-1170

〒158-0098 東京都世田谷区上用賀4-5-1
東急田園都市線用賀駅よりタクシー 約5分、徒歩約13分