2020年12月28日
当院の麻酔科医は痛みを取るだけが仕事ではありません。
産科で起こる予期せぬ出血や緊急事態にも対応します。
産まれてきた赤ちゃんに元気がなければ小児科医、産科医、助産師とともに必要な処置を行います。
痛みを取るだけでなく、お母さんも、赤ちゃんも総合的に診る周産期麻酔科医として東京マザーズクリニックで勤務しております。
分娩の進行や麻酔の効き具合を確認するために、足元側にまわり、診察や分娩の状況、産後の出血状況などを確認することがあります。麻酔の効き具合を確認するために胸元やお腹にアイスノンを当てることもあります。これらのことは安全な出産と適切な無痛分娩を行う上で必要となりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
当院の医師は麻酔科医と産科医が同じ目線で、共通の認識をもって診療に取り組めるように、科の垣根のない診療を行っております。産科医が麻酔の知識をもち、麻酔科医が産科の知識を持って臨床を行っております。そのため、色々なところで麻酔科医を見かけると思いますがよろしくお願いいたします。